あおぞらのもと、原っぱをゆこう。2

そらうたうたい 石綿 芳美 のブログ

七夕の神事と。

2011-07-08 00:31:08 | 日帰り旅
今日(昨日)は七タ。出雲大社相模分祠から、神事のメールが届いたので、何となく行きたくなって、行ってみたのでした。

あいにくのぽつりぽつりの小雨。
しかし着いてみると、ほとんど気にならない程度。

笹に飾りがほどこされてました。

お社の前には茅の輪。


早速、茅の輪くぐりしてみました。
左にぐるり、右にぐるり、8の字を描いて廻ります。
三回廻るのですが、一回ごとにとなえる歌があります。

第一回目の歌

思う事皆つきねとて麻の葉を
きりにきりても祓ひつるかな

第二回目の歌

みな月のなごしの祓する人は
千年の命のぶと云ふなり

第三回目の歌

宮川の清き流に禊せば
祈れる事の叶はぬはなし

三回目がなんともパワフルですね。
力がわいてきます。

この後、集まった人々で本殿に入り、
七夕の神事と、
新しく造られた龍蛇神さまのお社に、
出雲大社から分けられた龍蛇神さまの御霊を相模分祠本殿から遷す神事、
遷座祭がとりおこなわれました。



なんとも厳か。
お社へ向います。




遷座される間、たいこと笙の音が響いていたのですが、

うぐいすがこれに合わせ、鳴くのです。
お社は千年の杜にあるので小鳥たちや蝶や
また美しい水辺にこいやめだかやあめんぼ、蛍も…。

「植樹してたった四年で小宇宙が出来つつある。」という、
祭司さんのことばには、まだまだ人と自然の共生に大きな可能性を
感じさせてくれるものがありました。

龍は水からの事、蛇は地の事を、それぞれお守り下さることもお話されており、
深い祈りを感じました。