歩きカメラ38回目は北の丸公園。
今日は8人の歩きカメラの面々。
12月というのに暖かい1日でした。
最寄りの駅は地下鉄の九段下駅で、北の丸公園入り口の江戸城田安門(北の丸)までは200m程の坂道を登る。
田安門の前には靖国神社の高燈篭常燈明台がお出迎えしてくれます。
この灯台は元々は靖国神社に1871年に奉納されたものですが、品川沖を通行する船舶への灯台の役目もあった。
江戸時代には海がすごく近くまであったということです。
銀座は埋め立てて作られたので、今の東京駅周辺は波打ち際だったのか?
確か、、、江戸城は東京湾から見ると「海に浮かぶお城」と聞いたことがありますから。
北の丸公園は武道館で有名で公園自体は無料で入れます。
Aさんの写真です。
北の丸公園の田安門を入ると武道館の正面に、立派な銀杏の木が出迎えてくれます。
銀杏の木は先端が細くて尖っているのかと思っていましたが、あれはただ剪定しているからで、そのままにしていたら普通の樹木のような枝振りになるらしい。
この銀杏の木は幹が太くて相当な年月が経っているようです。
しかも、四角い銀杏に木は見慣れていないので、なんだかおかしな気がします。
北の丸は庭園のように作られていました。
北の丸公園の北側、西側には千鳥ヶ淵が位置します。
その一帯は高台になっているので紅葉山と言われている。
紅葉が時期が時期ですがちょうど見頃だった。
暖冬なんですね。
晴れていたので、日差しを浴びると赤い紅葉がなおさら赤くなる。
歩きカメラは、代々木健康友の会(代々木病院の外郭団体)なのでマスクはデフォです。
そうそう、どこかに行ったとき電車の中で具合が悪くなった乗客さんがいたら、メンバーの中に看護師さんがいたので、急きょ名乗り出て介護したことがありました。メンバーの中には医療心得がある方がいらっしゃいます。
武道館前の休憩所の周りに咲いていた花がきれいでした。
Bさんの写真は
どうです、紅葉が見事じゃありませんか。
紅葉が逆光で葉の赤さが強調されていいですね。
北の丸公園の落葉を踏みしめて散歩してきました。
日本の公園は自然をモチーフにしているのが西洋の公園との違いかな。
西洋の公園は人の手がいかに入っているかを見せつけている気がします。
だから公園も庭園も人工的な感じになります。
自然を人が征服するってことでしょ。
それに反して、日本の公園はいかに自然を再現するかに重きを置いている。
自然と人とが共存関係です。
緑のスカーフが歩きカメラの目印です。
混雑したところに行ったら、何も目印がないと迷子になるでしょ。
日差しがあるし、暖冬で良い散歩になりました。
Cさんの写真は。
先ほどの写真と同じ時刻で場所ですね。
カメラ、レンズ、撮る人が違うけど同じ狙いのようで、写りにも差がありません。
将軍の庭園なのであちこちに池がある。
銀杏が落葉してふかふかになっています。
北の丸公園の田安門を入った所で、銀杏に木は普通に先細に剪定されている。
これが、いつも見慣れている銀杏の形です。
たぶん、銀杏の木も他国に行くと違った形になっているのじゃないか。
松もイタリアあたりに行くと、日本とは全然違う形になっていた。
Dさんの写真は。
手前をぼかして奥の紅葉を強調しています。
水面に映る紅葉と緑と水鳥です。
青い空の写り込みがきいています。
髪の毛のちりぢりにピントを合わせたようです。
これはこれは、親父の帽子じゃないですか、、、。
変わったものをカメラで撮っています。
年季が入った親父帽子です。
こちらは年季が入った女性陣。
冬の日差しというか秋の日のピヨロンの〜〜〜て感じの日差しです。
ザ・モミジです。
Eさんの写真です。
北の丸公園の田安門の石垣です。
多角形ですがピッシと隙間なく石が組まれています。
見事ですね!
インカ帝国やマヤ文明の石組みはもっと複雑で緻密ですが、、、これだって相当な技術です。
田安門は現存する江戸城の門では一番古い。
築城が1636年とは約400年前のもの。
九段下のお堀です。
江戸城の内堀の石垣は高い。
内堀は広くて浅い作りですが、内堀は実際の戦いを想定しているのか、攻められにくい作りです。
江戸城の将軍のお庭なので、あちこちに川の流れがあったり滝が作ってあります。
銀杏の落葉がパラパラときれいですね。
お城の樹木はお寺や神社さんの樹木と同じように、古株が多くえらく高い木があります。
天に突き刺さるような見事な木ですね。
代々木健康友の会の「歩きカメラ部」*次回は1月15日世田谷のぼろ市です
03−5411−9589