歩きカメラ

代々木健康友の会が運営している「歩きカメラ部」のブログです

府中市郷土の森公園*歩きカメラ28

2022-11-18 21:02:04 | 日記

歩きカメラ28は府中市郷土の森公園だった。

JR武蔵境駅から西武多摩川線で終点の是政で下りて徒歩1時間ぐらい。

小川の跡なのか遊歩道がありました。

今回は「代々木健康友の会」の行事が重なったので5人の歩きカメラだった。

Aさんの写真は

是政(これまさ)から遊歩道をあるきだしてすぐにフクロウに遭遇。

飼いフクロウなので人が近づいても逃げません。

フクロウのえさは冷凍ネズミだそう。

ただの肉は食べないそうで、動物の形があり血が出ないと食べないそうだ。

飼育はいがいに難しい。

落ち葉の季節になりました。

紅葉が始まりました。

干し柿も始まりました。

今年の柿は奇形・変形が多い。

春先に柿の花が咲いたときの気温が高すぎて受粉が狂ったそうです。

暑さは農業の社会問題になっていて報道で知りました。

私はピッコロ大魔王と呼んでいるが、正式な名前は忘れた。

小平農園で何年か前に作ったのだが、人にあげたので食べていない。

Bさんの写真は

むかしこのあたりにあった水車小屋を復元したものから。

むかしの水車はこんなに立派でしっかりしていなかったんじゃないか?

水車小屋の中で米をついています。

脱穀ですね。

杵が水車が回るたびにゴットんゴットんと杵をつきます。

こちらは体験農家。

むかしの竈(かまど)と囲炉裏(いろり)に火がくべられていた。

竈の煙がすごくて肺が悪くなりそう。

煙で藁ぶき屋根の虫さんたちを燻製して追い出していた。

木の腐食も煙で防ぎます。

干し柿です。

秋の風物詩、日本の原風景だったんでしょう。

桃・栗・柿は縄文時代から日本にあったのかな。

大きな池もあります。

農業祭が併設されていて出店が出ていたが、私らが着いたときにはあらかた売れて無くなっていた。

私は静岡の掛川からはるばる売りに来ていたお茶を買った。

それが美味しい良いお茶で格安で詰め放題にしてくれた。

これだけでも来た甲斐はあった。

元がとれたということです。

Cさんの写真は

府中市郷土の森に入っていく歩きカメラの面々。

グリーンの目印をつけています。

立派な水車です。

むかし広島の山奥で見ていた水車はこんなに立派じゃなかった。

いつ崩れ落ちてもおかしくないくらい腐りかかった木でできていた。

公園内を歩くと煙った藁ぶき屋根の家を見つけた。

藁ぶき屋根からだけじゃなく家全体から煙が出ていた。

じゃーん

そうそう、田舎の家は煙のにおいだった!

何をするにも竈の火をおこさなきゃ。

田舎生活は薪拾いから始まるのです。

現代人の子供ちゃんには珍しいことばかり。

最近の子供は焚火さえやったことがないでしょう。

キャンプ場だって焚火禁止があるから。

そうすると、家の中が煙だらけになります。

煙で虫をいぶりだすのです。

でも、、、家の主と呼ばれる大きな青大将(へび)がたいてい1軒に1匹はいました。

ネズミを捕ってくれるから益動物になるのかな。

府中市郷土の森公園は小金井にある小金井公園と同じような目的で作られたようです。

府中市郷土の森博物館
〒183-0026 東京都府中市南町6-32
代表電話:042-368-7921
開館時間:9時~17時(入場は16時まで)

次回の歩きカメラは、コロナのせいで2月ぐらいになりそうです。

 

 

 


歩きカメラ27、八国山緑地

2022-10-15 19:09:25 | 日記

歩きカメラ27、八国山緑地(多摩湖)

8名の歩きカメラの面々が集まりました。

雨上がりの初秋です。

キノコがいっぱい生えていた。

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Aさんの写真

腐葉土になる前の色鮮やかな葉が落ちていた。

固い葉ですね。

見事なキノコが切り株にあった。

真っ黒で猿の腰掛みたいなキノコが多い。

これはキノコの一般的なイメージに近い形です。

八国山緑地で見たキノコは、、、圧倒的に猿の腰掛みたいなのが多かった。

雨上がりの空を見上げれば、まだまだ木々の緑が濃い。

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Bさんの写真

八国山緑地は東京都と埼玉県の県境に細長く位置しています。

標高は低いけど県境尾根ということだ。

公園内には3か所ぐらいトイレがあったが、東京都の公園なので金のかかったトイレだった。

帆立貝みたいな平べったいキノコが多い。

色鮮やかですね。

森の中は湿気が多くてキノコ天国状態だった。

紅葉には関東はちょっと早い。

将軍塚とあったのでどなた様かなーと見たら、武将の新田義貞さんだった。

鎌倉時代末期に、久米川近辺で幕府軍とたたかい大勝利したときに、ここに陣を張ったそうだ。

関東武者同士の戦いだったんだな。

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Cさんの写真は。

 

 

葉ッパが浮いているのかと思ったら蜘蛛の糸なんですね。

雨上がりの森の中には蜘蛛の糸がキラキラ輝いていました。

大きな公園なので蜘蛛も大きく育っていた。

大きなカタツムリが濡れた大木から下りてきていた。

さすがに里山です。

どんぐりも落ち葉も土にかえっていく。

この広場から右手に500mくらいで新田義貞の将軍塚があった。

これを左に行くと西武線の西武園駅に出ます。

駅前は何もない、、、!

Dさんの写真は。

森のキノコの標本つくりだった。

蛍光が入っているかのようにキノコの縁が明るかった。

猿の腰掛よりはずいぶん小さいけど、秋の日差しに透き通っていた。

豪快なくらい大きく育ったキノコ。

つやつやして栄養状態が最高だ。

唯一、食べられそうなキノコをはけ~~~ん!

来月は三鷹農業祭に行きます

代々木健康友の会「歩きカメラ」部

03−5411−9589 

 

 


歩きカメラ26、鮫洲から大森(旧東海道)

2022-09-10 23:35:51 | 日記

歩きカメラ26、鮫洲から大森(旧東海道)

今日の歩きカメラは6人

暑い日差しの中を京浜急行の鮫洲に降り立った。

旧東海道は品川から横浜まで東京湾の海べりを通っていた。

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Aさんの見たものは

鮫洲の八幡神社がスタートだった。

立派な獅子のようです。

獅子の子供が足元で守られています。

神社では狛犬と言われていますが、口を開けたものが獅子で口を閉じたものが狛犬という説があります。

それで狛犬とし獅子がセットになっているのが多いそうだ。

神社ではキツネも見かけますが、それは神のお使いという立場だそうです。

キツネは門番じゃないんんだな。

それが牛や猿の場合もありますね。

現在の旧東海道は京浜運河に沿っています。

旧東海道が幹線道路として使われていた頃は、海(東京湾)に面した海辺の道だった。

コスモスの季節になりました。

お店の庭先に『江戸はあっち」という石柱があった。

人差し指で右を指しています。

竹の子せんべいが売っていた。

大黒屋さん立会川店です。

お話を聞いたところ、大黒屋さんは昔は目黒にお店があって、その時の頃の目黒には竹藪がいっぱいあったそうです。

そこで目黒時代に竹の子煎餅を作って売っていて名物になり、立会川に移ってきても竹の子煎餅を売り続けています。

目黒は、落語で「目黒の秋刀魚」で有名ですが、実際は竹の子のいちだい産地だった。

目黒の竹の子の育て方は、netで調べると面白い。

鮫洲、立会川、青物横丁界隈は子供が多い。

元気に自転車で走り回っていた。

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Bさんの見たものは

由緒ありそうな八幡神社。

鮫洲の由来が書いてあった。

鮫洲は昔は海辺だったので、砂の中から清水が湧き出ていたので「 砂水 さみず 」と言われ、それが変化したものと言われている。

神社には大きな神輿が安置してあった。

これだけのお神輿だと担ぐのに60人は必要です。

1960年頃に浅草の宮本与之助商店で修理されたと書いてあった。

当時のお金で30万円だったそうです。

今でいえば1千万円ぐらいかな。

でも最近はこの巨大神輿の出番はないそうです。

品川花街道と呼ばれている。

以前は雑草だらけで、誰も近寄らなかった運河沿いだったが、住人達の整備で10年で見違えるようになった。

先っぽに花が咲いていた。

散歩にもランニングにも良さそうです。

桜の木が植えてあるので、春など花見にいいのではないか?

私たち歩きカメラの面々は大森までで終了。

そのちょっと手前に歴史で有名な「鈴ヶ森の処刑場」を参拝しました。

江戸時代の刑場で、重罪犯などが磔刑になったり火炙りの刑が、ここで行われた。

磔刑は木の角柱に縛り付けられて、左右から槍で脇腹から肩に抜けるように刺殺されたそうです。

それも槍を刺すのは1回じゃなく、20回も左右から刺すので足元は血だらけで内臓が飛び散っていたそうです。  

火炙りの刑は、生きたまま鉄柱に縛り付けられて足元から火を燃やされた。

火炙りの刑では、「八百屋お七」が処刑ののちに文学、文楽、歌舞伎などで取り上げられて庶民の涙を誘った。

火炙りの刑は大きな焚き火じゃなく、小さな消えいるような焚き火で燃やされた。

すると風が吹くと焚き火が消え、また火をつけて罪人は何回も気絶して絶命していった。

結局火で死ぬのではなく煙で死ぬことが多かったそうです。

特に、八百屋お七の悲鳴は数キロ四方まで聞こえたといいます。

時に16歳の娘さんの恋心から発した放火とはいえ、、、見せしめの意味があって酷いことでした。

江戸が300年間も続いたのは治安が良かったからでしょう。

 

次回歩きカメラは西武遊園地の予定です。

代々木健康友の会の「歩きカメラ部」

03−5411−9589 


歩きカメラ25、明治神宮の菖蒲園

2022-06-13 15:11:29 | 日記

歩きカメラ25、明治神宮の菖蒲園

最寄駅はJR原宿駅が近いけど、代々木駅からも行けます。

原宿駅から出るとすぐ裏手に明治神宮の原宿門があります。

その大きな鳥居をくぐってしばらく歩くと左手に、菖蒲園の東門につきます。

入場料金は500円。

菖蒲園ですが昔は内苑と呼んでいた記憶があります。

6月の歩きカメラの面々は8人です。

Aさん

緑のスカーフをつけて遠くに行っても目立つようにしています。

広い公園内だと行方不明になります。

三脚はリンホフの立派なものですが、菖蒲園の中は使用禁止だった。

大勢混雑してきたら三脚はごはっとですね。

東門から入場すると少し下り坂になり池に出ます。

その池のハスの花(睡蓮)が満開だった。

淡いピンクというか白にピンクが混じった高貴な感じの花だった。

道なりに行くと菖蒲の段々畑に出ます。

そりゃお見事という言葉に尽きます。

菖蒲の花の種類もさまざまで、株の下に名前が書いてあります。

手入れがよく行き届いています。

咲き終わった花や汚れを取り除いています。

菖蒲園全体にぴーんとした緊張感が漂っているのは、このような手入れをされる方がいるからでしょう。

Bさん

なんですかねーーー。

カモなんていましたか?

ハスの花は遠かったのが残念です。

赤いのも白いのもキレイなんですがーーー。

菖蒲の畑は左右から見れます。

色も柄も様々なんですね。

こちらは模様が入った花びら。

カメラマンさんも大勢です。

近い菖蒲の花もありますが、大体は遠いので写真を撮るには望遠レンズがあった方が便利かな。

Cさん

白い菖蒲もいいですねー。

様々でしょー。

微妙に紋が入っています。

菖蒲の花は蘭に似ていると思った。

手前は咲き終わったのだろうか?

四阿は2ヶ所あり雨宿りできます。

菖蒲や紫陽花の季節は、、、梅雨ですから。

だから、どちらも日本の花なんでしょう。

緑が濃い季節です。

まさに日本の季節と言っていいか!

Dさん

菖蒲園の手前にあった池に咲いていたハスです。

白いハスと赤いハスが咲いていました。

なかなか望遠レンズがないと寄れません。

けっこう池の真ん中に咲いているので遠すぎます。

見た感じはこんな感じかな。

赤いハスの花は白い花よりも小さいので撮りにくい。

菖蒲園の入り口近くに立派な「猿の腰掛け」???があった。

こんなの初めてです。

Eさん

h

菖蒲園に入場すると最初に目にするのがこの池です。

ハスの花が見事に咲いていました。

ジャストタイミングだった。

で園内はけっこうな観光客です。

歩道は菖蒲からちょっと離れていて、アップは難しいかな。

水元公園の菖蒲は近くまで寄れましたが、明治神宮の菖蒲園は離れています。

その代わり手入れはバッチリですね。

土曜日の午前中なのでお昼ぐらいになると、、、もっと混雑するかもしれない。

菖蒲の畑はS字カーブを描いていて奥行き感があります。

ゆっくりみたければ朝イチに限ります。

Fさん

菖蒲園なのでみなさん似たようなシーンになりがちですが、生き物を生かした写真を撮られました。

ゴイサギか、どちらにしても遠い遠い。

よっぽど長い望遠レンズじゃないと引き寄せられません。

普通のレンズではこれが精一杯です。

このシーンが菖蒲園の入り口から入り、最初に目にする光景。

そして見渡す限り菖蒲畑。

真っ白な菖蒲に蝶々が一休み。

菖蒲に表情をつけましたね。

今週が菖蒲やハスのピークでしょう。


歩きカメラ24、東京都薬草植物園、

2022-05-27 15:36:19 | 日記

歩きカメラ24、東京都薬草植物園

小平市にあって西武拝島線の東大和駅をでたらすぐにあります。

小平までいくと緑が多くなりますが、(薬草=毒草)植物園なので広大な植物畑が広がっていた。

天候が心配だったが小雨程度で収まった。

 

Aさん

本格的な写真愛好家です。最新のミラーレス・デジタル一眼レフを使っていました。

薬草植物園全体はこんな感じです。

フレーミングがさすがに決まっています。

面白いものを発見する目があるのでしょう。

ミッキーマウスの木だそうです。

どこがミッキーなんだいと言っては野暮なこと。

温室の中だったかな?

ランのような花ですね。

タンポポに似ていますが、、、。

さすがに高いカメラの写りはいいですね。

 

Bさん

百花繚乱の薬草園の花で、見かける地味な花を選んで撮影したようです。

小さいもの目立たないものへの眼差しなんでしょう。

何を撮ったかわからなかったけど、、、ハエじゃないですか。

だってこの花はドクダミでしょー。

ドクダミの花も地味ですから〜〜〜。

西洋タンポポか?

うーむ、この方の目線はそこなんでしょう。

非日常よりも日常が大事ということでしょう。

これはこれは珍しい花ですが、蝶々が止まっています。

それをお撮りになったのだろう。

きれいな花です。

ジキタリスかな?

これまたなんだかわからないけどインゲン豆みたいな実がなっています。

あんがい、それが薬になったり漢方薬になるんだろう。

 

Cさん

クラッシックレンズを最新のミラーレス一眼レフにつけて撮影していました。

いわゆるマニア・カメラです。

薬草畑の一角で苗木の販売していました。

すごく安かったので皆さんいっぱい買い込んでいた。

歩きカメラクラブですが、カメラそっちのけで販売ブースをのぞいていました。

そりゃ滅多に薬草植物園に来ませんから。

池があってそこは水草エリアです。

言わずと知れたケシの花で、大きな花が咲いていて、いかにも毒草の王者という感じだった。

オリエンタルポピーと可愛らしい名前ですが、鬼ゲシとも言われています。

鬼ゲシとはいかにもと言うネーミングでしょ。

真ん中に危険な実がなります。

これはごぼうらしいけど、ごぼうも漢方に使われるのかも。

ごぼうは毒草じゃないだろうし、、、。

ごぼうは平安時代に中国から入ってきて、日本で改良されて食用になった。

他国では根を食べる習慣がなく、日本は根を食べる習慣があったので、改良されたと言う。

日本では葛や百合の根も食べますし。

と言うことは中国にはごぼう料理が無いということか!

綺麗で可憐な草木です。

ライ麦です。

ライ麦パンで有名ですがライ麦に寄生する、バッカク菌を薬用にする。

ライ麦自体に薬用成分があるわけじゃないようだ。

 

Dさん

毒草や薬草よりもキレイな売店の花に惹かれました。

全て売店の前に並べてあった売り物です。

ひと鉢の値段を見ていないので何も言えませんが、皆さんは安いと喜んで購入していた。

一応、都立植物園なので、、、安いのかな?

えらくキレイです。

小さな菊みたいです。

同色の花でまとめたようです。

同色の花をまとめると迫力があります。

売店で売られている草木だって、薬草・毒草だと思うので、それにしても花はキレイですね。

 

歩きカメラ部は歩くのがメインなので、カメラは付属品扱いで持って来られない方もいらっしゃいます。目と頭がカメラと言うことです。

次回の歩きカメラは明治神宮の菖蒲園です

代々木健康友の会の「歩きカメラ部」

03−5411−9589