里山十帖の代表である岩佐十良さんは銀山平を次のように評します。「上高地、黒部立山に匹敵する秘境、それが新潟県魚沼市にある『銀山平』。『ぎんざんだいら』と呼ばれるこの地は、知名度こそ低いものの、秘境度では日本屈指。作家の開高健氏が『オーパ!』を執筆したことでも有名で、目の前には日本百名山の越後駒ヶ岳、中ノ岳、平ヶ岳と2000m級の山々が屏風のようにそびえ、まるで上高地のような景観。実は尾瀬登山の起点でもあります」。残念ながら行ったことのない上高地と比べることはできませんが、田舎育ちの自分をもリピーターにしてやまない独特の魅力があるのはまちがいありません。今月に入ってご当地を代表する宿のふたつ「奥只見山荘」と「湖山荘」が相次いで営業を再開。長く雪深かった冬は終わりを告げ、奥只見湖のルアー釣り客(21日解禁)や登山客でにぎわう季節に移りつつあることでしょう。
〈2月22日追記〉ご当地の宿「湖山荘」のFacebookによると今冬の積雪は少なめながら、それでも現在3m58㎝あるそうです。
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