蔵前カクウチフタバに向かい、自宅を出た時間帯は夕刊が届いて間もないころ。というわけで、蔵前までリュックに入れ持って行ってみました。スマホで新聞が読めるようになって久しいだけに、紙の新聞を自宅から持ち出すのは久しぶりです。
命の洗濯に訪れる新潟県奥只見銀山平の湖山荘。きのう電話で11月初めの二泊三日で予約を入れました。あわよくば紅葉が盛りの10月中旬から下旬での予約をもくろみましたが、案の定すでに満杯。初冬、冬枯れの銀山平もまた風情があるにちがいないので、それほど落胆していませんが。
〈10月2日追記〉上越新幹線の往路「東京ー浦佐」の指定席乗車券を30%引きでゲット。予約が受け付けられる乗車1カ月前のさらに1週間前から始まる「事前受付」に申し込んだ甲斐がありました。ラッキー‼️
「銀山平」は「奥只見」にありますが、きのう全線復旧した「JR只見線」の沿線にはありません。アクセスは関越道小出インターチェンジからトンネルがほとんどの「奥只見シルバーライン」をクルマで40分ほど。上越新幹線を使う場合は浦佐で下車して路線バスに揺られること50分で着きます。
〈10月4日追記〉往路に続いて上越新幹線の復路「浦佐ー東京」も30%引き乗車券が当選。ラッキー‼️
〈2月22日追記〉ご当地の宿「湖山荘」のFacebookによると今冬の積雪は少なめながら、それでも現在3m58㎝あるそうです。
〈以下、過去記事を再掲〉
湖山荘の食事がうますぎちゃんでカロリーオーバー気味ゆえ昼食ぬきで臨んだ夕食は、山のごっつぉのてんこ盛り。「木の芽」は新潟県中越地方のローカルソウル山菜。山椒の芽ではなくアケビの新芽を茹でてウヅラの卵黄を落として生醤油であえて食べると、シャキシャキした食感と苦味がなんとも言えない大人の味です。イワナの塩焼きは炭火でじっくり焼き上げられた絶品で、川魚に対する常識と偏見を覆します。山ダケノコ(ネマガリダケ)は山形の月山が有名ですが、銀山平のタケノコも負けていません。焼きたてはほのかな甘味があってやわらかな逸品。天ぷらはフキノトウ、ウド、ウワミズザクラの実が揚げたてで供されます。ウワミズザクラは当地ではアンニンゴともいい、実をかじるとその名のとおり杏仁豆腐の風味がする珍品で、強壮作用もあるとか。銀山平名物の手打ちそばとミユキマスのあら汁がそれぞれお椀でつきした。ほかに山菜づくしの陶板焼きとウルイの酢味噌あえ、ミユキマスのカルパッチョふきのとうドレッシングのせも。魚沼コシヒカリを行者にんにくの味噌漬けでおかわりしました。初めて注文した「ヤマブドウ酎ハイ」も甘さ控えめで美味でした。満足満足!
キンモクセイの甘い香りを感じながら、やってきました、久しぶりの蔵前カクウチフタバ。予定通り、生ビール大とつまみ小皿3をオーダーしました。小皿はポテサラ/刻み高菜/三彩漬け。会計は3回訪店50円引きのカードを示して、計1030円。ごちそうさま。
〈追記〉カクウチフタバのテラス席の長所は蚊がいないこと。植え込みがないからですが、それはそれで道路に面したところに独特の風情を感じる昨今です。
早あがりで、都バスに乗って我が「サードプレイス」の一つに向かっています。行き先は蔵前の「カクウチフタバ」。軒先のテラス席で生ビール大を味わいます。「サードプレイス」といえば、けさ届いたメルマガの文章が「へぇー」と思わせたので紹介します。なぜか敷居が高くて訪れることはほとんどない「スターバックス」について言及しているくだりです。
〈以下、「モダンリテール」日本版編集部のメルマガから抜粋〉
東京・ほんとうに遅ればせながら、なので恥ずかしながら、ようやく中室牧子著「『学力』の経済学」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)を読み始めました。一読、感じたのはなぜか経営学の泰斗ドラッカーの偉大さ、影響力の大きさです。93頁にある以下のくだりは畑ちがいの知見からの引用の一種にほかなりませんが、ドラッカーに通じるものが感じられてなりません。「心理学の分野でも、『細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する』ことが自制心を鍛えるのに有効であると多数の研究で報告されています」。小室淑恵さんの講演を聴いたときや、J.コリンズ「ビジョナリーカンパニー2」テーマのミニプレゼンを聴いたときも、同じ感想を抱きました。
〈10月3日追記〉他にこの本で再認識したことは、「因果関係」と「相関関係」がまったくの別物だということ。後者が前者に近接しているとみなして、ある二つの事象が密接に関係していると論じるのは禁じ手にほかならないと。