ご支援、ご協力をありがとうございました!
「ウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援とB型肝炎ウイルスを排除する
治療薬等の研究・開発促進及び肝炎ウイルス検診の更なる推進を求める請願書」
6月1日、衆参両院にて採択されました!
全国B型肝炎訴訟原告団
代表 田中 義信
いままでのB型肝炎訴訟、肝炎患者の救済活動へのご支援・ご協力をありがとうございます。
肝炎患者救済のために署名や励ましのお手紙やメール等、ご支援・ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
2016年6月1日、衆参両院本会議にて、請願書が採択されました。
日本肝臓病患者団体、薬害肝炎全国原告団、全国B型肝炎訴訟原告団で取り組んだ請願項目は、以下の3点です。
1 ウイルス性肝硬変・肝がん患者に係る医療費助成制度づくりを早急に検討し進めて下さい。
2 既に着手しているB型肝炎ウイルスを排除する治療薬等の研究開発を加速して下さい。
3 潜在する肝炎患者・感染者の早期発見と適切な治療のため、肝炎ウイルス検診を更に促進し、陽性者を受診・治療に結びつけるフォローアップ施策にいっそう力を入れて下さい。
我が国のウイルス性肝炎患者・感染者は現在250万人と推定(厚労省)されています。死亡者数は1960年代と比較し2000年代は4倍以上の45,000人にのぼり、これまでに100万人以上が肝硬変や肝がんで亡くなっています。現在の年間死亡者数は35,000人余となりました。毎日、約100名の患者が命を失っています。
こうしたウイルス性肝炎の感染拡大の原因については、「B型肝炎及びC型肝炎に係るウイルスへの感染については、国の責めに帰すべき事由」(肝炎対策基本法)とされ、肝炎ウイルス感染拡大の責任が国にもあります。
とりわけ、重篤な肝硬変・肝がん患者への医療費助制度の創設は、毎日約100名の患者が命を失う状況であり、待った無しで求められます。
今後、制度の実現に向けて、さらに運動を強めていきます。
いままでのご支援・ご協力に感謝いたします。
今後もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。