エロゲ感想 

プレイ記録。
だんだん悪口が増えてきた。

彼女(ヒロイン)は友達ですか?それとも恋人ですか?S

2021-10-05 21:49:20 | か行作品
もはや一年ほど放置していた。
単純に忙しいし、作品もまともにプレイしていなかった。
ただ、気に入った作品の続編(ではないが)が出たので買って一気にプレイした。
今作も前作同様バカっぽさとエロさが楽しい作品だった。

1ストーリー
2日常、ギャグ要素
3Hシーン

1ストーリーは前作とほぼ同じ流れだった。ボッチの主人公が、クラスの人気者のヒロインや妹とトメフレを通じて仲良くなっていく。最終的には、ヒロイン側が我慢できなくてHという流れ。
ヒロイン側にはそれぞれの事情があるが、それらを無視して現実逃避をし、主人公とヒロインがお互いに依存しあう関係になっていく。
個人的にトメフレのストーリーで一番好きなのは、この点にある。普通の純愛ものだったらそれらを克服し成長するような場面があるが、この作品にはそれが全くない。
この現実逃避っぷりとか、周りの目を気にせずHしまくるところが現実ではまずできないようなことをしているのが、見ていてこっちも気分がよかった。

2日常シーンでは、上記のように現実逃避をするので、暗くなるような場面はない。そして、個人的に一番うれしかったのは前作よりも早い段階でHシーンに入るところ。
前作は割と終盤までいかないとHシーンが見れなかった気がしたが、今作は中盤くらいには見れたのでうれしかった。
ギャグ要素は前作より少し下ネタのインパクトが少ないような気がする。前作のキャラが濃いキャラをしていたからそれに比べると受けのいいヒロインになったからかもしれない。
それでも、Hした後はだいぶ下ネタ多めで面白かった。

3Hシーンは今作も抜きどころが多くクオリティも高かったのでエロかった。個人的にキャラデザが前作より可愛くなったというか、くせの少ない感じになったしイラストもきれいになったと思った。(前作もよかったが)
ただ、シーンが短かったり、キャラによっては単体のHシーンが少ないヒロインもいるのが少し気になった。ここで、人によっては評価が少し別れると思う。
Hシーンの内容は、ヒロイン達が夢中になってHしているところがエロい。そして、なにより全シーンで着衣Hが見れるので制服だったり水着だったりでHするので、着衣好きにとってはとてもうれしかった。
逆に全裸が見たいという人にはマイナスポイントかもしれない(立ち絵鑑賞モードでは見れる)。



全体評価
久しぶりに新作を買った(ほんとはサキュバス学園とかも前に買ってたけど)がかなり満足できた。
B110前後の可愛い女の子が好きなので、この作品は自分に刺さりまくっていた。
ストーリーのところでも書いたように、とにかく現実逃避をするので、精神的に疲れていても癒されるし楽しかった。
前作よりも抜けるし、爆乳好きな人にはかなりおすすめ。


「彼女は友達ですか?恋人ですか?それともトメフレですか? 」【Android版】 感想

2020-08-17 11:02:01 | か行作品
*DLsiteで安くなっていたのでAndroid版を購入。PC版とは仕様が若干が異なる場合があるかも。自分のスマホが悪いのか詳しくは調べてないので分からないけど、Android版ではバグや、音声の大小の差がかなり大きく、同じ音量でも全く声が聞こえないときとうるさく感じる時があったため要注意。下にもあるけど、Android版では、アフターストーリーが配信されていないため、全部ストーリーを見ないと気が済まない人とか、快適にプレイしたい人はPC版を買っておいた方がいいと思った。

1キャラのエロさ
2日常のギャグ
3Hシーン
4ストーリーの展開

1登場ヒロイン全員が爆乳。バストサイズが100㎝前後しかいないというインパクト。パッケージ買いした人もいるんじゃないかと思う。(自分がそうだった)詳しくは3に書くけど、なかなかエロいと思った。

2日常シーンでは、かなり勢いのあるギャグが詰め込まれている。声付きのナレーションや、ド下ネタなど、とにかく勢いがあってかなり笑った。最初から最後までこの勢いは止まることがなかったのも好印象。中途半端に受けを狙いにいった感じじゃないのは、個人的には好きだった。

3Hシーンはけっこうエロいと思った。胸を活かしたプレイが少ないのは残念だったけど、シーン中の淫語がかなり刺さった。衣装も、制服とメイド服がほとんどだけど、エロさは十分だったと思う。ただ、せっかくハーレムを作り上げたのにHシーンでのハーレムはあまりないうえに、ヒロイン全員が一度のHシーンに登場することはなかったのが残念だった。作品全体のコンセプトとかキャラ設定は個性的だったために、Hシーンはけっこう普通に感じてしまうかな。沙耶佳と椎菜は主人公に対してツンツンした態度だったのに、Hではすごくデレたりしてギャップがエロく感じた(特に沙耶佳)。

4ストーリーは終盤までHシーンがなく、主人公とヒロインたちの距離感を描いていた。ヒロイン達と主人公がただのトメフレという関係から、両想い(?)へと変わっていく過程が大半だった。実際、他作品とは違って初めから主人公が下心全開だったり、ヒロイン側は自分にとって都合がいいように泊めてくれる人を探していたりと、普通の恋愛関係とは違う上、最終的にハーレムを目指しているためその過程が長くなってしまうのは仕方ないと思った。ただ最初の内は、ヒロイン側からHをねだられてもしてしまったら友達関係が崩れてしまうのではないかという不安から、誘われても全然手を出さないのが何回もあっていつHするんだ?ってずっと思いながらプレイしていた。このくだりは少し多く感じた。


全体評価
自分は面白いとだけ聞いて買ったため事前情報はほぼ無し、なんとなくキャラゲーかなあというくらいの想像しかなかったけど、ふたを開けると強烈なギャグや主人公とヒロイン側の少し変わった関係性など自分がプレイした中では個性的な作品だと感じた。Hシーンでは、ヒロインの爆乳とかハーレムを活かしきれていてないとは感じるものの、全体としての面白さは高水準で満足度は高かった。この作品では、現実逃避して主人公の部屋に逃げ込むのが目標になっているからストーリー的には問題ないけど、ED後のストーリーとか、ヒロイン達の問題が全く解決されていないためそこらへんが個人的に気になるかな。Android版だとアフターストーリーがプレイできないので、PC版を買っておけばよかったかなと少し後悔。ノリがいい作品とか、笑えるストーリーが好きな人には勧めたいなと思った。

「喫茶ステラと死神の蝶」 感想

2020-07-20 21:19:22 | か行作品
*今回はかなり否定的な感想になると思う。ただ、ディスりたいだけというわけではなく、他作品に比べると気になるなと思ったところが多い。ちなみに、サノバは綾地だけやって諦めた。

1シナリオが薄い
2キャラのかわいさ
3カフェについて
4各ルートを終えての印象(結構長く、批判的)
5蝶


1分かってはいたけどシナリオは薄い。各ルートごと、それぞれヒロインに関わる問題が発生するけど、けっこう簡単に解決する。栞那とか、消えたのに数分後くらいには、また会えたねって。このブランドの、作品はきつい言い方すると、少々薄っぺらいような内容だからしょうがないとは思うけど、全くこちらの感情が動かなかった。すごい大問題が起きて死ぬ気で解決、とかじゃなくても、ちゃんと面白いと思える話ならいいんだけど、全体的に展開が雑なのが気になった。だから、「軽い」ではなく「薄い」。詳しくは4。

2かわいさだけは、よくできてると思う。実際、発売当初こそ悩んだものの、キャラの可愛さにつられて買ってしまった。シナリオを全く気にしないとすれば、希はめちゃくちゃ好き。

3四苦八苦して、大家に認めさせて開店させたり、どうやって御客を呼び込むかとかそういう部分は普通に面白かった。
ただ、メニューが少なすぎる。ストーリーには大きく関係しないけど、フロアに出てるヒロインが毎回、ほぼ同じメニューを言うからさすがに気になった。あと燻製しただけで、売り切れると客が残念がるほどのものって逆に気になる。カフェのメニューなんてネットで検索すればいくらでも出てくるんだから、もうちょっと気合入れてほしかった。せっかく、カフェを舞台にしたエロゲというあまりない作品なんだからそこで手を抜くのはすごくもったいない。結局、設定を生かし切れていないし、ほとんど蝶のためのカフェ、という感じになってるのがマイナスポイント。

4*長め
ヒロインのルートに入ると、「実は…」っていう感じで問題が起きる。こういう部分が少し雑というか、付け足した感が強く感じた。多分、共通では、カフェがどうこうとかでヒロインそれぞれと蝶との関係性がほぼ出てこないからだと思う。しかも、その「実は…」って言う後に、さらに「本当は…」という展開になるから正直クリアしても感動はなかった。
自分的にどうなのと思ったところは、各ルートごとのつながりがないということ。それぞれのルートで、「蝶」が共通して関係しているのにてんでばらばらな話になっている。愛衣の目の力とか、けっこう重要なはずなのに。結局、ルートごとに設定を作ったような話の流れだから、しっくりこないんだと思った。どれか一つのルートに入って、ほかのルートの問題が解決されなかったらどうなるんだろう。

ナツメとか、蝶に関係する病気とかならまだしも、体が弱いという設定(確か)。生まれつき、というだけでは感情移入も何もという感じ。そのうえ、こういう展開にすれば感動するでしょう?みたいな。あと、主人公が、ナツメの一番嫌がりそうなことを進んでやっているとことか。ああいう、やさしさの押し付けとかただの自己満でしかないのは個人的に嫌い。最終的には、ナツメも満足、うれしそうにしてたけどあれはない。まだいうのかという感じだけど、勝手に想像していたナツメのキャラクター像と違って、めっちゃデレる。違和感しかない。
希は、ぶっちゃけあまり覚えてない。これも、実は祀られているやつの生まれ変わりの娘でした、みたいな内容だった気がする。この設定、正直いらない。無理に蝶と絡めようとするくらいなら、普通にイチャラブ全開でいいと思う。悪寒を感じるのもそれこそ神社の娘だから、とかって適当な理由で済ませていいと思う。手を抜くところが違う。
愛衣のルートは、ほかに比べてよかった印象がある(というか、一番まとも?)。個人的な愛衣の好感度も上がった。目の力で友達と疎遠になってしまったけど、それを乗り越え、むしろ目の力を使って人を幸せにしようと前向きに頑張ろうとする姿はよかった。
涼音も詳しく覚えてない。蝶にとりつかれた本当の原因が別にあるから何とかしようみたいな話。良くも悪くもといった印象。
栞那は、死神の正体が明かされ、栞那が生まれ変わるために消えるところらへんは良かった。その後割と簡単に、また明月栞那として、生まれ変わりました~という展開。まあそうなるんだろうなとは思っていたけど、もう少しなにかあっても良かったんじゃないかと思う。一番シナリオが面白くなるであろうルートだっただけに、ただのイチャラブになって肩透かし。主人公の両親の過去が分かったけど、あれこそそんなに長々やることか?と思った。どうせなら、そこをもう少し簡潔にして、その後の、「時は流れ~」の連続をどうにかして欲しかった。

5蝶についての設定が、蝶を捕まえる人たちですらよくわかってないという。だから、後から追加した設定でルートを作って、ふらふら迷走した話になったのかな。核の部分が曖昧。「~なのかもしれんな」で解決できてしまうところとか。作品名になってるわりには、大したことない存在に思えてしまう。


全体評価
書きながら思ったけど、かなり批判的。ただ、逆に脳みそを使わないで、キャラの可愛さだけでやる分にはいいと思う。疲れてる平日とかに頭を使う作品はしんどいし。ほかの感想ブログとか読むと、評価が分かれる理由も分かった。ゆずは初めて全ルート最後までちゃんとやったけど、ここの作品が好きな人じゃないとあまりにもストーリーが気になってしまうと思う(悪い意味で)。気になるところが多いと、どうしても段々否定的に見てしまう。あと肯定的な評価も、結局ストーリーがいい!(具体的にはどこ?)、キャラがかわいい!(これは分かる)、というイメージ。
キャラが可愛くてHがエロいというところは、うれしいかな。人に勧めようとはあまり思わないけど。