エロゲ感想 

プレイ記録。
だんだん悪口が増えてきた。

「バイナリィ・ポット」 感想 

2020-09-22 01:21:47 | は行作品
*クリア後にタイトル画面が変わるため画像なし
色々あって、エロゲ自体プレイできなかったりしてようやくクリアできた作品。
2002年の作品ということで、自分が今までクリアした作品の中では多分一番古い(これより古い作品ももってた気がするけど)。
基本的に過去作をプレイすることが多いけど、同じような時期に発売された作品を他にクリアしてないので比較対象がない。

1キャラ
2作品の長さ
3作品の舞台
4ストーリー

1キャラ自体はこの頃から癖の少ない感じでオーガストっぽさがあると思った。魅力的だけど変なキャラ付けみたいなのがなくて、好印象。

2作品の長さは思ったより短かった。最近の作品をやってる人からしたらかなり物足りないかも。個人的には、むしろ春音みたいに共通がやたら長い作品のほうが、途中でだらけてキャラのルートに入るまでに飽きて放置するパターンが多いので、デメリットには感じなかった。

3舞台は主人公が経営するネットカフェと「ワールド」という仮想現実?の世界。日常シーンでは、カフェがメイン(というか他の場所は出てこない)で、一日の終わりに主人公がワールドに接続してその中での世界の話が展開される。ストーリーは短いながらも、このカフェと仮想現実の世界の両方の設定を活かせてると思う。日常シーンでは、カフェでの活動を通して主人公とヒロインのつながりや、ヒロインの個性が表されているし、メニューをどうするかや、接客についてなど、ネットカフェ自体の設定も活きていてその設定いる?って感じにならなかった。ワールドでは、主人公やヒロイン達が装いを変えてログインしていたりして、現実世界とは違う一面も見える。こちらも、仮想現実ならではの問題が起きたりして、面白いと思った。

4ストーリーは良くも悪くもという感じ。普通に面白かったと思う。ただかぶってる内容が多いので既読スキップするとけっこうぶっ飛んで、ちょっと読んだだけで終わっちゃうこともあった。あと、一部ルートでは今のオーガスト作品からは考えられないような展開があったりするので、少し注意したほうがいいかもしれない。(里美ルート)



全体評価
全体的に癖がなく、王道的な展開が楽しめて人にも勧めやすいと思う反面、盛り上がりが少なく感じる人もいると思う。途中展開が読めたりする場面もあるけど、大筋のストーリーはけっこう楽しめた。
かなり古い作品で、中古500円という安さ。ラーメン一杯分より安いので、かなりお得に楽しめてエロゲ初心者とかにはちょうどいいんじゃないかと思った。