山口県下関市吉田に明治維新の功労者:高杉晋作が眠る東行庵(とうぎょうあん)があります。
東行は高杉晋作の号で、長州藩の徳川幕府への従順から倒幕へと回天をさせた長州藩の英雄で、
若くして偉業を果たしこの地に彼が創設した奇兵隊とともに眠っています。
東行庵の案内図です、今回の散策コースと撮影ポイントを示しています。
① 東行庵入口付近
真っ赤な紅葉が迎えてくれました。
② 東行の像
数年前に設置されました。
以前は、東行庵のある清水山(せいすいさん)の頂上まで行かなければ東行の像に出会えなかったのです。
一度だけ行ったことがありますが、なかなか苦労して行かなければならず、ここで出会えるようになって助かりました。
③ 東行池と紅葉
紅葉と青空が映り込む東行池の水面が調和していました。
④ 紅葉と石灯籠
紅葉、黄葉と石灯籠のアンサンブルが素敵ですね。
⑤ 朱橋と石灯籠と紅葉
東行池の対岸から撮ったものですが、朱橋と石灯籠と紅葉のコラボが素晴らしかったです。
⑥ 山茶花の道
紅葉の鮮やかな赤色に見たあとで、赤白ピンクの山茶花の咲く散策道は訪問者の気持ちを優しく迎えてくれました。
⑦ 東行庵
高杉晋作の遺言によりこの奇兵隊が眠るこの地に埋葬されました。
当時世話をしていた愛人「おうの」が梅処尼と名前を変えこの東行庵に住み、生涯をかけて弔いました。
⑧ 東行楓
他の紅葉より一段と燃えるような楓が東行楓でした。
⑨ 東行の眠る墓前
深い森と鮮やかな紅葉に守られて静かに眠っていました。
高杉晋作を知ったのは、50年くらい前の若かりしときでした。
その頃に、いろいろな書物を通じて高杉晋作が下関市にある東行庵というところで眠っていることを知りました。
山口県山陽小野田市生まれで近くにいながら、今のようにネットもなく車もなかったので簡単に場所を知ることも行くこともなく、
行きたいという思いだけ募っていました。
ようやく、園場所を20年前に探し求めましたがなかなかわかりづらく、3度目の正直でやっと行くことができました。
今では、毎年東行庵に来て新作の偉業を偲び、生涯を尽くして祀った「おうの」を思い、
この地を訪れては若き日の思い出に浸っています。
最新の画像[もっと見る]
- 2025年の初詣は福岡県直方市の多賀神社 7日前
- 2025年の初詣は福岡県直方市の多賀神社 7日前
- 2025年の初詣は福岡県直方市の多賀神社 7日前
- 2025年の初詣は福岡県直方市の多賀神社 7日前
- 2025年の初詣は福岡県直方市の多賀神社 7日前
- わが町(北九州)は冬なのに秋色でした。 1ヶ月前
- わが町(北九州)は冬なのに秋色でした。 1ヶ月前
- わが町(北九州)は冬なのに秋色でした。 1ヶ月前
- わが町(北九州)は冬なのに秋色でした。 1ヶ月前
- わが町(北九州)は冬なのに秋色でした。 1ヶ月前
こちらではほとんど落葉です。
お天気も悪く気持ちも晴れません。
明日は雨のようです。
最近は紅葉がきれいな福岡市内に出かけて
写真を撮っています。
東行庵境内案内図があれば迷わずに散策できますよね。
高杉晋作が挙兵した功山寺を思い出します。
このような紅葉の時期に再訪したいですよ。
天気は良い日が多いと思いましたが、残念ですね。
落ち葉が散策道の下に広がると、紅葉の360度、トンネルになって素敵な光景になります。
全国でも恵まれていますね。
結核は、今なら治る病気なのに本当に残念ですね。
でも短い生涯でも、偉業を成し遂げる事が出来るのですから、
しっかりした信念と、頭の良さが抜きん出てるのでしょうね。
ここはとても広くて案内図がなければとても不便ですね。
東行庵は静かな中に安息を感じますが、功山寺は、静かな中にも熱気を感じます。
若いときはこんな人になりたいと熱くなりました、今は凄すぎてとてもなれませんでした、可もなく不可もなく平々凡々にこれまで過ごせたことにこれはこれで感謝です。
近畿の紅葉の名所は盛りを終えたようで新聞にも
「紅葉便り」が載らなくなりました。
若き頃の思い出の場所なんですね