深い森の中で白花彼岸花が陽を浴びて白く浮かぶ正光寺です。
正光寺は鎌倉時代から続く長い時を重ねた神秘的な雰囲気が漂っていました。
~正光寺の開山~
正光寺の歴史は、鎌倉時代に宇都宮信房(のぶふさ)が平家追討の功績によりこの地を賜り
関東から下向したことに始まります。
その時、正光寺と隣の岩戸見(いわとみ)神社を開きました。
~宇都宮氏の終焉~
その後、豊臣秀吉が九州征伐を終え、黒田官兵衛に豊前国を与えるため、
鎌倉時代よりこの地を治めていた宇都宮氏を土佐(高知)への移封を申し渡しました。
宇都宮氏は鎌倉時代から治めた領地からの移封を承服せず黒田と争い滅亡しました。
正光寺に残る後藤又兵衛の手洗鉢は、関ケ原の戦い以降筑前(福岡)に移封してきた黒田藩藩主・黒田長政と
折り合いが悪くなり脱藩し匿われていたときに造ったようです。
大阪夏の陣で豊臣方に参陣し、歴史を閉じました。
この地は、宇都宮氏の治世が良かったせいか、現在にいたるも、このあたりは治めた黒田官兵衛に負けないほど
宇都宮氏の人気があることにに驚きます。
宇都宮氏の悲しき歴史と深い森に浮かび上がる白花彼岸花が重なりました。
白花彼岸花の花言葉は「また会う日を楽しみに」「想うはあなたひとり」です、
宇都宮氏のことを言っているような気もしてきました。
正光寺説明図
ブログ記事の参考にしてください。
正光寺参道入口
正光寺は小高い丘に上にあり、参道入口には朱橋と池が駐車場横の丘の麓にありました。
森の中に白く浮かび上がる白色彼岸花
参道を登ると白花彼岸花畑1と「やすみ處もんじゅ」があり、白花彼岸花が薄っすらと浮かび上がるようで
すごく神秘的な雰囲気を醸し出していました。
後藤又兵衛の自作手洗鉢
後藤又兵衛は豪傑で黒田藩主黒田長政と折り合いが悪く、脱藩後しばらく正光寺にいたようです。
その後、大阪夏の陣で歴史を閉じました。
岩戸見神社参道横の白花彼岸花
わずかに見える鳥居が印象的でした。
堂山(どうやま)城址を支えるように咲く白花彼岸花
堂山城址下の崖に沿って陽が差し込み白花彼岸花と赤い曼珠沙華が幻想的な雰囲気を作っていました。
堂山城址下の地蔵群
神秘的な雰囲気でした。
正光寺は、白花彼岸花が咲く頃、毎年訪れています。
今回は、正光寺を開いた宇都宮氏としばし住んでいた後藤又兵衛について調べてみました。
来るたびに悲しそうな雰囲気を持つ理由は、悲しい歴史から滲み出ているのかもしれないと思いました。
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集まって咲くといっそうの雰囲気になるでしょうね。
逆に赤いヒガンバナは燃えるようなイメージです。
我が家の庭のところどころで赤と白とが咲いています。
お彼岸の前になると咲きますね。
どこで時期を知るのでしょう。
NHKの鎌倉殿の13人には描かれていなかったエピソードのひとつでしょう。
“戦功により平家所領を分け与え”の一例ということですね。
結構高い格子ですよね、山の中ですからイノシシは居るでしょうね。
神社とお寺が、同時にお参り出来るのですね。
駐車場は広く、お寺と神社の共有でしょうか、神社まで歩くと、
ベルさんヘタりそうです(゚m゚*)プッ
こう言う場合、お寺から参るのか、神社から参るのか、
どちらが失礼にならないのかな(^^ゞ
日の当たるところで赤い彼岸花に軍配が上がります。
赤が少し、白がほとんどの比率が好きです。
筑前もNHKの鎌倉殿の13人を見ているので、そう思いましたが知らない遠い土地に行くのは嫌だったでしょうね。
また、駐車場はここしかありませんので共用のようです。
筑前は彼岸花目的なので正光寺だけです、神社へ行くにはかなり階段を登らなければ行けそうにないのでお参りしたことはありません、ベルさんと一緒でへたりそうです(笑)。
シロバナばかりというのも圧巻ですね。
初めてみます。
真っ赤な曼珠沙華が咲き誇っていました。
この寺の白花彼岸花は、そのあぜ道の中にわずかに咲いていた白花彼岸花を移して
ここまでになったそうです。
寺と地元の方が一体になっている様子が気持ちを暖かくしてくれました。
白い花の彼岸花の群生は珍しいですね。
我家の赤い彼岸花も2本から今は12本と増えています。
こちらは、ここや公園など白花彼岸花が多く見られます。
田んぼの畦にはほとんど赤い曼彼岸花ですね。
彼岸花が2本から6本に増えたのですね、これからもっと増えそうですね、楽しみですねぇ。
なりました。
以前は真っ赤に燃えた彼岸花が多かったと
思います。
できたシロバナヒガンバナが分球して今のように増えたらしいです。
彼岸花の赤、白、黃の三種類が咲きそろうときれいですね。