【THE KOVAK BOX】
2006年劇場未公開
製作国:スペイン/イギリス
監督:ダニエル・モンゾン
出演:ティモシー・ハットン、ルシア・チメネ、デヴィッド・ケリー、ジョージア・マッケンジー、アネット・バッドランド
シュワちゃんじゃないよ。
STORY:バカンス中に何の前触れもなく愛する恋人に自殺されたSF作家のノートン。憔悴する彼の前に、自殺を図り幸運にも一命を取り留めたシルビアという女性が現れる。
アーノルド・シュワルツェネッガーの「イレイザー」とは全く別のティモシー・ハットン主演のサスペンスもの。
最近では「グッド・シェパード」にも出てたみたいですが忘れた(笑)
主人公の恋人は幸せ真っ直中だというのにある日、自殺してしまいます。何故?
そして、かかってきた電話から流れる曲を聴きイキナリ飛び降り自殺を図るけれど一命を取り留めたシルビアという女性が主人公の前に現れます。
この自殺には共通点があって“暗い日曜日”という曲が流れると自殺したくなるというわけです。
その昔、ハンガリーでこの曲を聴いて多くの人が自殺したという“自殺ソング”がありましたね。
ま、実際は記録がないらしいですが、ヨーロッパでは放送禁止にまでなったというからスゴイ。
実際、都市伝説かもしれませんけどね。
こちらは、悩みもなにもないのに自殺をしてしまうんですが、これが主人公の書いた本のタイトルが“暗い日曜日”。しかもその小説のとおりのことが現実に起きてしまうという展開です。
なかなか好みの設定でございます。
この事件の影にはある科学者の存在が・・・
この科学者というのが「チャーリーとチョコレート工場」のジョーおじいちゃんだったりするんですねぇ。
最近では「スターダスト」にも出てましたが、ちょうどチャリチョコとスターダストの間に出演された作品のようです。
人間の意識を操作してしまう”コバック・ボックス”なるものを開発して人体実験を行うというもの。
主人公のまわりで起きる出来事はこの科学者コバックが関係してるわけです。
なんだか難しいことをしゃべっているのですが、頭の良すぎる科学者の考えはよくわからんもんです。
面白そうな題材ではあるので面白いといえば面白いのですが、ラストは普通な感じで終わっちゃったような気がします。
いまひとつガツンとくるものがなかったなぁというところです。
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