第96回アカデミー賞授賞式が11日(現地時間10日)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催。今年は1時間早く始まったので会社に着く前に始まってしまった💦
やはり『オッペンハイマー』と『哀れなるものたち』が強かった。『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、作曲賞と最多7部門受賞。個人的にはノーラン監督の作品賞と監督賞は嬉しいし、好きな俳優のひとりキリアン・マーフィの主演男優賞は嬉しい。特にロバート・ダウニー・Jr助演男優賞の受賞は嬉しい。『チャーリー』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で助演男優賞でノミネートされていたけど3度目での初受賞は泣ける。
そして『哀れなるものたち』は主演女優賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞の4部門受賞。なかでも主演女優賞のエマ・ストーンは『ラ・ラ・ランド』に続く2度目の受賞はすごい。
日本中が盛り上がったのは、『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞を受賞。2003年の『千と千尋の神隠し』から21年ぶりの2度目の受賞でやはり宮﨑監督はすごいなと...でもごめんなさい...未見です💦
ここで盛り上がったところ....に『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞でさらに盛り上がるという...日本初、アジア映画で初の受賞は素晴らしい。他のノミネート作品が強豪ぞろいだったのでどうだろうと思ったけれど日本作品も海外に認められたのが嬉しい。監督がこの部門を受賞するのは1969年の「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック監督以来だそうで並ぶのもすごいこと。
仕事中にこっそりXのTLを追いかけてただけなので映像を見ることはできなかった。なんでもジョン・シナが全裸でプレゼンターをしてたのは見かけた 笑 アキラ100%ならぬジョン・シナ100% 笑 なにやってんのー💦
まずは今月公開の『オッペンハイマー』が早く観たい。受賞作品は地元でも上映しそうなので期待しておきたいところ。
受賞結果(★太字が受賞作品、受賞者)は以下のとおり。
【作品賞】
★「オッペンハイマー」
「アメリカン・フィクション(原題)」
「落下の解剖学」
「バービー」
「ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「パスト ライブス/再会」
「哀れなるものたち」
「関心領域」
【監督賞】
★クリストファー・ノーラン 「オッペンハイマー」
ジュスティーヌ・トリエ 「落下の解剖学」
マーティン・スコセッシ 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ヨルゴス・ランティモス 「哀れなるものたち」
ジョナサン・グレイザー 「関心領域」
【主演男優賞】
★キリアン・マーフィ 「オッペンハイマー」
ブラッドリー・クーパー 「マエストロ:その音楽と愛と」
コールマン・ドミンゴ 「ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男」
ポール・ジアマッティ 「ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)」
ジェフリー・ライト 「アメリカン・フィクション(原題)」
【主演女優賞】
★エマ・ストーン 「哀れなるものたち」
アネット・ベニング 「ナイアド ~その決意は海を越える~」
リリー・グラッドストーン 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ザンドラ・ヒュラー 「落下の解剖学」
キャリー・マリガン 「マエストロ:その音楽と愛と」
【助演男優賞】
★ロバート・ダウニー・Jr. 「オッペンハイマー」
スターリング・K・ブラウン 「アメリカン・フィクション(原題)」
ロバート・デ・ニーロ 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
ライアン・ゴズリング 「バービー」
マーク・ラファロ 「哀れなるものたち」
【助演女優賞】
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ 「ホールドオーバーズ」
エミリー・ブラント 「オッペンハイマー」
ダニエル・ブルックス 「カラーパープル」
アメリカ・フェレーラ 「バービー」
ジョディ・フォスター 「ナイアド ~その決意は海を越える~」
【脚本賞】
★「落下の解剖学」
「ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「メイ・ディセンバー(原題)」
「パスト ライブス/再会」
【脚色賞】
★「アメリカン・フィクション」
「バービー」
「オッペンハイマー」
「哀れなるものたち」
「関心領域(原題:The Zone of Interest)」
【撮影賞】
★「オッペンハイマー」
「伯爵」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「哀れなるものたち」
【編集賞】
★「オッペンハイマー」
「落下の解剖学」
「ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「哀れなるものたち」
【美術賞】
★「哀れなるものたち」
「バービー」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「ナポレオン」
「オッペンハイマー」
【衣装デザイン賞】
★「哀れなるものたち」
「バービー」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「ナポレオン」
「オッペンハイマー」
【メイキャップ&ヘアスタイリング賞】
★「哀れなるものたち」
「Golda」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「オッペンハイマー」
「雪山の絆」
【作曲賞】
★「オッペンハイマー」
「アメリカン・フィクション(原題)」
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
「哀れなるものたち」
【歌曲賞】
★“What Was I Made For?” 「バービー」
“The Fire Inside” 「フレーミングホット!チートス物語」
“I'm Just Ken” 「バービー」
“It Never Went Away” 「ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー」
“Wahzhazhe (A Song For My People)” 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
【音響賞】
★「関心領域(The Zone of Interest)」
「ザ・クリエイター/創造者」
「マエストロ:その音楽と愛と」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「オッペンハイマー」
【視覚効果賞】
★「ゴジラ-1.0」
「ザ・クリエイター/創造者」
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「ナポレオン」
【国際長編映画賞】
★「関心領域(The Zone of Interest)」(イギリス)
「Io Capitano」(イタリア)
「PERFECT DAYS」(日本)
「雪山の絆」(スペイン)
「The Teachers' Lounge」(ドイツ)
【長編アニメーション賞】
★「君たちはどう生きるか」
「マイ・エレメント」
「ニモーナ」
「ロボット・ドリームズ」
「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」
【長編ドキュメンタリー賞】
★「実録 マリウポリの20日間」
「ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント」
「The Eternal Memory」
「Four Daughters」
「To Kill a Tiger」
【短編ドキュメンタリー賞】
★「ザ・ラスト・リペア・ショップ/The Last Repair Shop」
「The ABCs of Book Banning」
「The Barber of Little Rock」
「Island In Between」
「Nǎi Nai & Wài Pó」
【短編アニメ賞】
★「War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko」
「Letter to a Pig」
「Ninety-Five Senses」
「Our Uniform」
「Pachyderme」
【短編実写賞】
★「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」
「彼方に」
「Invincible」
「Knight of Fortune」
「Red, White and Blue」
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