【REMINISCENCE】
2021/09/17公開 アメリカ 116分 ※PG12
監督:リサ・ジョイ
出演:ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン、タンディ・ニュートン、ダニエル・ウー
これから、アナタの記憶に、潜入(-レミニセンス-)する。
STORY:海面上昇が進み水に覆われた近未来の都市。顧客が望む記憶を呼び起こして追体験させるサービスを生業とするニック。ある日、失くした鍵を見つけたいと現れた謎めいた女性メイに心奪われる。ほどなく互いの愛を確かめ合ったのも束の間、メイは突然ニックの前から姿を消してしまう... (allcinemaより)
他人の記憶に潜入できる主人公が、突然失踪してしまった女性を追っていくつもの記憶潜入を繰り返すなかで真実に迫っていく。監督はTV「ウエストワールド」シリーズのリサ・ジョイ。
クリストファー・ノーランの弟で『ダークナイト』『インターステラー』の脚本を手掛けたジョナサン・ノーランが仕掛ける新感覚体験...という触れ込みではあるけれど、彼は製作のひとりりで、監督・脚本を手掛けたのはリサ・ジョイ。チラシにはいかにもジョナサン・ノーランが脚本を書いたような感じにとれる。
ま、ヒュー・ジャックマンが目当てで鑑賞。記憶に隠されたトリックだとか記憶潜入エージェントなど多さげ過ぎ。顧客の記憶が映像化されそこから顧客の目的や犯罪の捜査などをするというもの。
思ってた内容とは違い、大人の切ない恋愛映画だった。これはこれでヒュー・ジャックマンの切ない演技を堪能できたので良し。謎の女性・メイに惹かれ恋人同士になるけれど突然彼の前から消えてしまい、彼はメイが犯罪に巻き込まれていることを知り彼女を探すために記憶潜入を繰り返す...果たして彼女の正体はそしてどこに???
記憶ものは数多くあり目新しいものではないけれど、潜入捜査というものを捨てて、切ない恋愛映画として観るといいのかも。確かにラストは切ないなぁと思うし彼にとってそれが幸せなことだとしたらそれはそれでいいかなと思う。
全体的に派手さはなく物語もちょっと微妙ではあるんだけど、謎の女性・メイの正体が少しずつわかっていく過程は飽きずに観られた。ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソンの二人が素敵だったなぁと。
鑑賞日:2021/09/18
ラブストーリーとは思っていませんでした。
切ない愛でしたねえ。
思ってたよりも微妙な作品でした、、、
賛否両論ありそうなラストでしたが劇中の本人が納得したから良しですかねぇ