【SPIDER-MAN NO WAY HOME】
2022/01/07公開 アメリカ 149分
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
全ての運命が集結する
STORY:ミステリオとの戦いによって、スパイダーマンの正体が自分であることを暴露されてしまったピーター・パーカー。普通の生活を送れなくなってしまったばかりか、MJや親友のネッドにも被害が及び、ピーターはかつて一緒に戦ったドクター・ストレンジに助けを求める... (allcinemaより)
トム・ホランド版「スパイダーマン」シリーズ三部作の完結編。前作ではミステリオが残した映像からスパイダーマンの正体はピーター・パーカーだと世界中に明かされる衝撃ラスト。今作はその直後からスタート。そこでピーターはドクター・ストレンジに正体に関する記憶を消してもらおうと助けを求めるが...注文が多くて呪文の修正を繰り返したために失敗に終わるという💦 その隙間をすり抜けた別の世界のユニバースにいたヴィランたちを呼び寄せてしまいさぁ大変...というもの。
ネタバレ踏む前にと初日朝に鑑賞。トムホ版のほかに、これまでの全シリーズをおさらいしておくとより楽しめます。昔観たけど時間的に無理という人はヴィランたちだけでも再確認しておくのもいいですね。
とにかく....凄い! 凄いよ!! 凄すぎる!!!
トムホ版の完結編であるとともに、これまでの全スパイダーマンシリーズの集大成という感じで、あの「エンドゲーム」の時に感じたような感動と興奮がありました。こんな展開が待っていたとは驚きです。何も知らずに観たほうが感動できるし、これ以上は何を言ってもネタバレになりそうなのでこれ以上は....とにかく観て!!としか言えません! ...が、やはり語りたいので下にネタバレの感想です。
鑑賞日:2022/01/07
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★以下、ちょいネタバレな感想です★
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ドクター・オクトパスをはじめとして、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった懐かしいヴィランたちが登場。しかも当時の俳優さんが演じているからさらにテンションが上がります。ドクター・オクトパスが登場したとき、ビーターの顔を見てえ?誰??って表情はクスッと。その後、制御不能にされるのも笑えましたね。
これだけのヴィランが登場しただけでもすごいのに、移動できるあの金の輪っかから...スパイダーマンが現れ.....マスクを取るとなんとアンドリュー・ガーフィールドだったという驚きはまさにアメージング! そしてそして...トビー・マグワイアも登場....には感動、感動、もう感動もの。まさか3人のスパイダーマンが揃う日がくるとは...まさにアッセンブル!! 3人のピーター・パーカーたちの会話もなんか嬉しいし、長男、次男、三男と3兄弟のよう。戦った相手の話のくだりでの次男の愚痴はちょっと笑ってしまった。彼らはヴィランと戦うのではなく本来の姿に戻すべく治癒薬を作るという....この考え方が彼ららしい。もともと根っからの悪人たちじゃなかったですもんね。
スパイダーマンの共通点としては大切な人を失っているわけで、末っ子ピーターも...まさかのメイおばさんが....悲しい。そして次男ピーターが落下するMJを無事にキャッチできた時は泣けました。グウェンを救うことができなかったから、今回MJを救えたから彼にとって少しは救いになったかな。それぞれが元の世界に戻って行き...今の世界を守るためにドクター・ストレンジによって全ての人たちがピーターの存在が記憶から消えてしまい....MJもネッド、ハッピーでさえも....ピーターの決断とはいえ切ない。でも、彼にとっては新たな出発となりました!
この作品をスタン・リーにも観て欲しかったですね。
お元気だったら彼らと何かしら対面するシーンあったかもしれないなぁ...
おまけ映像は、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のおまけ映像に出てきたスパイダーマンのシーン...なるどここで繋がるのかーと。そしてエンドロール後の映像ではドクター・ストレンジ続編の予告映像あり、こちらも楽しみです。
そして…アッセンブル!あぁ、いい響きだ!MCU作品にこそ似合うワードですね。
ひとつひとつのシーンは感動と涙でしたよね。
三人が揃ったときは思わず心の中でアッセンブルと唱えておりました~
想像以上に楽しめましたし泣けました!!
内容自体も面白かったですが、そこに歴代スパイダーマン作品のサプライズが随所に盛り込まれている大盤振る舞い振りにはもうお腹いっぱいになってしまいましたね。
過去のシリーズ作品を観て来たからこそわかる懐かしさ、そしてキャラクター達の言動の数々にも力強い説得力があったので、興奮とお涙頂戴が行ったり来たりでした^^;
これまで見続けてきて良かったと思いました。
2022年は始まったばかりなのにベスト入りの作品になりました。