放送日:2012/10/15(BeeTV)
監督:野本史生
出演:伊藤英明、中越典子、岩松了、高杉亘、高岡早紀、吹越満
11月10日公開の伊藤英明主演『悪の教典』の少し前を描いたおはなし。
よくわからないけれどBeeTVというやつで放送されたものらしい。
全4話で構成されていて、序章ということで観てみました。
蓮実聖司は、ニューヨーク・ウォール街の投資銀行に勤務し忙しい毎日を送っていた。順風満帆だったがある日突然、会社を辞めて日本に帰国する。蓮実が新たに選んだ道は、高校教師だった。蓮実が赴任したのは、生徒も教師も問題だらけという私立高校。そんな中で、蓮実の授業は面白く生徒にも“ハスミン"と呼ばれ慕われていた。生徒たちの問題も次々と解決、先生たちにも信頼されていた...
海猿では人命救助に命を賭けていた仙崎こと伊藤英明くんが、今度は殺人鬼先生になるとはあまりにも真逆で面白~い設定。
蓮実聖司は本当に明るくて頼りがいのある理想の先生。新任のスクールカウンセラー・水落聡子(中越典子)は蓮実に何度も助けられ次第に惹かれていく....一方、養護教諭の田浦潤子(高岡早紀)は水落聡子のその様子に気づいてちょい嫉妬目線、、、。
そして、生徒や先生たちからも嫌われる教師・釣井正信(吹越満)は、ある日、水落聡子に“蓮実は危険だ"と忠告する。
物語は、カウンセラーの水落聡子がメインになって蓮実と絡んでくる感じですね。生徒の問題のことで二人は親しくなっていくのですが、釣井に忠告されたことが気にかかり蓮実の人柄とのギャップに悩んでいくという。
そして、薄気味悪い教師の釣井正信と校長との関係がかなり胡散臭い。釣井が校長の弱みを握っているのですが、後半でその謎が明かされる...。でも校長....えー?それはありえるの?と思ってしまった(汗)。釣井を演じる吹越満さんがかなりホラー入ってて怖い!!!
本編を観るにあたって、登場人物を把握しておくには良いかと。原作は未読なのでわからないのですが、このおはなしの設定は原作にもあるんでしょうかね??
本編とは全く別のものとして観てもそこそこ面白かったし、中越典子さんや高岡早紀さんのヒロインの存在が良かったかなー。中越さんの唇に手を当てる仕草は男性陣にはグッとくるでしょうね~。
ただ、ラストは本編に繋げるためにいきなりのオチで終わってしまったのはちょっと残念。
蓮実はまだ裏の顔を隠したまま。予告編で正体を知ってるだけに、爽やかな所が不気味に思えてくる。でもこの後に予告編を観たら人物設定がわかるのでさらに面白そうに思えてきました。
それにしても、今の子どもたちはスクールカウンセラーとやらが必要な時代なのですね。
私の時代にはなかったなぁ。それだけ今は心に問題を抱えてる子が多いんですね、、、。
★★★.7
悪の教典 -序章- [DVD] | |
伊藤英明,中越典子,岩松了,高杉亘,高岡早紀 | |
東宝 |
貴志 祐介 | |
文藝春秋 |
中越典子さんの唇に指を当てる姿にはグッときました笑
これ面白かったです。
WEB公開ドラマなのでキツイシーンは無かったですが、かなりジメジメッとした空気が終始流れていてハラハラしながら観れました。
三池さんの劇場版、楽しみです^^
あーやっぱりグッときましたかー(笑)
かなり印象に残りましたよ。
なんともジメジメ感がいいですね。
劇場版が楽しみになりました!