☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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「まる」

2024年10月19日 | ★★★++

【MARU】
2024/10/18公開 日本 117分
監督・脚本:荻上直子
出演:堂本剛、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、小林聡美

みんな
〇に夢中になる

STORY:美大を卒業したものの、アートで身をたてられず、人気現代美術家のアシスタントをしている沢田。次第に目標を見失い、現状に安住して無気力な日々を送っていた。ある日、自転車で事故に遭い、利き腕を怪我してしまい、それが原因で職を失う。そんな中、自宅で1匹のアリに導かれるように左手で描いた〇(まる)が、いつの間にかSNSで拡散し始める... (allcinemaより)

 

芸術家を目指しながらも思い通りにならない日々を送る青年が、ふと描いた〇(まる)をきっかけに、奇想天外な事態に巻き込まれていくさまを描く。監督は『かもめ食堂』『波紋』などの荻上直子。

堂本剛主演ということで鑑賞。単独主演映画は27年ぶりとか...金田一以来??
全く予備知識も入れず、監督もキャスト陣もなるべく知らずに観たのが良かったかな。この監督作品は観たことがなかったけれど、とても自然な映像とゆったりとした雰囲気、音楽も必要以上に流れないところが良かった。普段ガチャガチャしたものばかり観てる私なので新鮮に映る。何よりも剛くんにオファーしたのがよくわかる!! ぴったりの役どころだった。剛くんといえば△のイメージだけど~〇も良き。

言葉にするのが難しいけど深いなーと思う作品。うまくハマれないと意識が飛びそうだけど、〇がなんか不思議と気になる存在。沢田は利き手を怪我して何気なく〇を描いたけれど本人の知らない所でバズりまくって、SNSで拡散され日本から世界へと〇が広がっていくという 笑。

本人にしては全く知らない所で自分の名前がひとり歩きしてたら怖いよねぇ。ただ何気なく描いた〇なのに...一躍時の人となった沢田の周りにも近づいてくる輩もいてリアルな世界を感じる。どんどん〇の存在が大きくなっていって、沢田本人も〇が何なのかわからなくなっていくあたりは観る側も同じく...結局何なのかは観る人によってとらえ方も違うんだろうね。

個性的なキャスト陣で特に綾野剛が印象的。片桐はいりはどこに出てた?と思ったら道具屋の人だったのね。森崎ウィンもいい味出してた~仏教の教えが効いてしたし前向きなのもいろいろ大変なんだなー。

エンドロールで久々に♪街 が聴けたのは良かった。歌詞が良き。
全体的に映画というよりアートという雰囲気ある作品。

鑑賞日:2024/10/18


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