ダーク・シャドウ

【DARK SHADOWS】 2012/05/19公開 アメリカ PG12 113分
監督：ティム・バートン
出演：ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム＝カーター、エヴァ・グリーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・グレース・モレッツ、ベラ・ヒースコート、ガリー・マクグラス、クリストファー・リー、アリス・クーパー

イギリスからアメリカに移り住んだお金持ちのコリンズ家に生まれたバーナバスは、魔女アンジェリークによってヴァンパイアにされてしまった上に、生きたまま埋められてしまう。その後、ふとしたことで彼は200年の眠りから目覚めるが、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。バーナバスは、コリンズ家再建を末裔と成し遂げるべく、自らの父の言葉である「唯一の財産は家族」を胸に行動を起こす... （シネマトゥディより）

ティム・バートン監督とジョニー・デップが8度目のタッグを組んだダーク・ファンタジー・コメディ。
もとは60年代後半に放映されたアメリカの同名ＴＶシリーズだそうですが知りません。
魔女によってヴァンパイアにされ200年にわたり生き埋めにされていた男と、その末裔たちの姿を描いたおはなし。

ティム&ジョニー作品ということでとても楽しみにしてました。
予告編は何度見ても笑えたので期待値が上がりすぎたのか、何度も予告編を見すぎちゃったのか..............なんか普通でした(泣)。
もっと笑いがあると思ったら期待したほどの笑いがなかった(泣)
しかも...前半と中盤の間に睡魔が襲ってきたり.....ジョニーファンなのに(泣)

でも、ジョニー演じるバーナバスのキャラ自体は面白いんですよ!!!
束ねたカーテン?に抱きついて逆さまに寝てたり、ダンボールで寝床作ってみたりとお茶目。
カーペンターズが好きだったり...
ヒッピーの人たちと色々語り合った末に....
家族思いでありコリンズ家を再建しようとするやさしいヴァンパイアのくせに、他人の血を吸って残虐に殺してしまうというギャップが面白かった。

エヴァ・グリーン演じる魔女アンジェリークは怖っ!! この人しかいないでしょーというくらいハマリ役。バーナバスに振られっぱなしでも決して諦めない執念深さは恐ろしや～。でもバーナバスも一度はその気になってるんだから彼も悪いよ。ラスト、陶器のように顔が割れていく所はなんかきれいだった。

家庭教師のベラ・ヒースコートは可愛かったし、ミシェル・ファイファーは美しい、クロエちゃんは今時って感じの女の子なんだけど、とんでもない秘密があったのには驚いた。ヘレナ・ボナム＝カーターは....普通すぎてイマヒトツ...でも一番ラストはおいしかったね。
おなじみのクリストファー・リーはほんのちょっとだけどお元気そうで良かった。
それにしてもアリス・クーパーの出番が意外に多かったのはうれしい。あのお姿でキャッチーな曲な所が好き。そのほか70年代の音楽がいろいろ聴けたのは良かったです。

期待した面白さはなかったけれど、ティム・バートンらしい映像ではあったし俳優陣も魅力的。
もとは60年代のテレビドラマだから、イメージを壊さないようにしてたのかなと思うと仕方ないのかなーと思いました。

★★★ 面白さ
★★★.7 キャスト

 

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