☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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「天才作家の妻 -40年目の真実- 」

2020年12月08日 | ★★★++

【THE WIFE】   2019/01/26公開 アメリカ/イギリス 101分
監督:ビョルン・ルンゲ
出演:グレン・クローズ、ジョナサン・プライス、クリスチャン・スレイター、マックス・アイアンズ、ハリー・ロイド、アニー・スターク、アリックス・ウィルトン・リーガン

ノーベル賞の栄光に隠された【愛と嘘】

STORY:アメリカ、コネティカット州。現代文学の巨匠として名高いジョゼフのもとにノーベル文学賞受賞の報せが舞い込み、ジョゼフは40年間連れ添った妻ジョーンと喜びを分かち合う。さっそく2人は作家となった息子を伴い授賞式に出席するためスウェーデンのストックホルムを訪れる。するとジョーンの前にジョゼフの伝記本執筆を目論む記者ナサニエルが現われる... (allcinemaより)


世界的な作家の妻が夫の晴れ舞台を目の前にして激しく揺れ動くさまと、次第に明らかになる妻の夫に対する激しい葛藤の軌跡を描いた愛憎ドラマ。監督はスウェーデン出身のビョルン・ルンゲ。

巨匠と呼ばれる作家がノーベル文学賞受賞の報告を受ける。はじめは夫婦でとても喜んでいたけど、授賞式に出席するためにストックホルムを訪れてからこの夫婦が複雑な感情になっていく。現在と過去の若い二人が交互に描かれていき、やがて真実がみえてくる....。

もともとは二流の作家だったジョセフがジョーンと結婚すると次々に傑作を生みだしていくという...そうなるとただの内助の功だけじゃない。今だったらこんなことはなかっただろうけど時代もあったのかな。いままで抑えてきた感情がノーベル文学賞を受賞することによって爆発しちゃったのも無理はない。

こういうケースは実際にありそうだし何かモデルがあるのかなと思うのだけれど。結末としてはとても良かったと思う。全体的にミステリーっぽいのも好み。

繊細な感情の演技が素晴らしかったグレン・クローズ。あと若い頃のジョーンを演じたアニー・スタークはグレン・クローズの実の娘と知ってびっくり。

鑑賞日:2020/12/07


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2 コメント

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こんばんわ (にゃむばなな)
2020-12-13 23:26:53
この作品は男性が見るのと、女性が見るのでは感想も違ってくるように思えました。
特に夫がストックホルムで…になった後のジョーンのあの表情。
独身女性に戻ったかのような希望に満ち溢れた表情に見えましたよ。
あれは既婚未婚を問わず男性には出来ない表情ですね。
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にゃむばななさんへ (yukarin)
2020-12-29 14:56:57
なるほど~男性からと女性からによって感じ方も違ったりするのかもしれませんね。
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