【GOOD】 2012/01/01公開 イギリス/ドイツ 96分
監督:ヴィセンテ・アモリン
出演:ヴィゴ・モーテンセン、ジェイソン・アイザックス、ジョディ・ウィッテカー、スティーヴン・マッキントッシュ、マーク・ストロング、ジェマ・ジョーンズ、アナスタシア・ヒル
友よ、愛する人よ、僕は何を失ってしまったのだろうか――。
ただ、正しい道を選びたかった。
1930年代、ナチス台頭のドイツ。ベルリンの大学で文学を教えるジョン・ハルダーは、家族思いの善良で平凡な男。ところがある日、安楽死をテーマにした彼の小説がヒトラーに気に入られ、渋々ながらも入党せざるを得なくなる。しかしジョンには、モーリスというユダヤ人の親友がいた。生き延びるためのやむを得ない選択ながら、モーリスへの後ろめたさに苛まれるジョン。やがて、ユダヤ人への弾圧が激しくなる中、ジョンはモーリスの国外脱出を手助けしようとするが... (allcinema ONLINEより)
英国の劇作家C・P・テイラーの舞台劇を映画化。
自分の著書をヒトラーに誉められてしまったがために、ユダヤ人の友人と自分の信念との狭間で苦悩する大学教授を描いた作品。
ジョンの友人モーリスはユダヤ人。何とかしてあげたいとは思うのだけれど、小心者ゆえやることがどうもタイミングが合わなかったね。ああ~切符をもうちょっと早く買ってればとか、アンに渡さなければ...とか思ってしまった。
実際にもジョンのように仕方なく入党せざるを得なかったという人も多かったんでしょうね。アンにしても熱心な支持者でもなかったし...。ほとんどが長いものに巻かれちゃった人が多いのかなーと。
巻かれちゃった挙げ句にラストの収容所で、これが現実か...と呆然とする姿は印象的でした。
ジョン・ハルダーを演じるヴィゴ・モーテンセンの小心者具合が絶妙でしたねー。大学教授姿も良かったけれど、何と言ってもナチスの制服姿がも~似合いますわー。もうちょっとビシッとしてくれればもっとカッコ良かったのだけれど... あのおどおどした教授姿も捨てがたい....。
★★★.4
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ヴィゴ・モーテンセン,ジェイソン・アイザックス,ジョディ・ウィッテカー,|スティーヴン・マッキントッシュ | |
Happinet(SB)(D) |
これ、結構見たかったやつです。
ずーっと気になっていたのだけど、確かmigちゃんは期待していたほどでもなかったという反応だったような?
yukarinさんは良かったかんじ?
興味がますます出てきたわ。
ヴィゴ・モーテンセンを見てるのが良かったりして(笑)
お好きでしたらぜひ!?
ようやく現実に気づくといったラストシーンが秀逸でしたね
これほど後悔することはないでしょうね....
ラストシーンは今でも印象に残ります。