【THE CONSPIRATOR】 2012/10/27公開 アメリカ 分
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ロビン・ライト、ケヴィン・クライン、エヴァン・レイチェル・ウッド、ダニー・ヒューストン、ジャスティン・ロング、アレクシス・ブレデル、ジョニー・シモンズ、コルム・ミーニイ、トム・ウィルキンソン
彼女の罪。それは、最期まで秘密を守ろうとしたこと――。
[Story]
南北戦争の終結間もない1865年。リンカーン大統領が南軍の残党によって暗殺される。主犯のジョン・ウィルクス・ブースは逃亡中に射殺され、さらに7人の男と1人の女が共犯として逮捕される。女の名前はメアリー・サラット。下宿屋を営みながら2人の子どもを育てる未亡人だった。元北軍大尉のフレデリック・エイキンは、元司法長官のジョンソン上院議員から彼女の弁護を頼まれる....
ロバート・レッドフォードが監督を務めた、リンカーン大統領の暗殺に関わったとしてアメリカで女性として初めて死刑となったメアリー・サラットの史実を基に、その裁判の過程をできるだけ忠実に再現して描いた法廷ドラマ。
スピルバーグ監督の『リンカーン』を観る前に観ました(汗)。昨年からリンカーン絡みの作品が多くてなんかあるんでしたっけ?と思ったら、2009年に生誕200年で、南北戦争が始まってから2011年で150年なんだそう。
リンカーン大統領が暗殺された後のお話で、主犯のブースは射殺されその後共犯者が逮捕され軍事裁判にかけられるというもの。まず、民間人が軍事裁判にかけられるとはびっくり!! しかも今回のお話の中心となる下宿屋を営む未亡人、主犯の右腕と言われる男の母親、、、。息子ならわかるけど宿を提供した母親が共犯だなんてね....。
またこの母親があまり語らない、無実だとは言ってたけれども。でも下宿屋に犯人達が集まってたわけで、息子も関わってたとなると難しいよね。本当に無実だったのかもしれないし、もしかしたら共犯だったのかもしれない。でもあの落ち着きようはどちらにしてもこの先にあることを覚悟してたのかなと思うし、息子を守ろうとしてたのかもしれませんね。
軍事裁判だからかどうしても偏りがち、正当な裁判が行われないところは残念。はやくこの裁判を終わらせたいのがありありでした。その不当な裁判を訴えるフレデリック・エイキンを演じるジェームズ・マカヴォイがハマり役でした。最初お髭姿がいまいち~と思ったけど見ていくうちに貫禄でてきたのか気にならなくなったけど、、、。
メアリー・サラットを演じたロビン・ライト(いつの間にか“ペン”がなくなってたっ)があまりしゃべらないし座ってるシーンが多いのだけれどさすがの存在感。
どこまでが本当のことなのかわかりませんが、大統領暗殺後についてはよく知らなかったので勉強になりました。ちょっと地味であまり盛り上がりはないんですけど、丁寧に描かれていてとても興味深い作品でした。
★★★.8
声をかくす人 [DVD] | |
ジェームズ・マカヴォイ,ロビン・ライト,ケヴィン・クライン,エヴァン・レイチェル・ウッド,ダニー・ヒューストン | |
アミューズソフトエンタテインメント |
ああ、だから最近リンカーン者が多いのですね
生誕なんたら年じゃない?とは思っていたのですが
これで納得です
この作品も、リンカーンものといえるでしょうね
離婚したのでペンがいつの間にか消えてたロビン・ライトさんがさすがの貫禄、存在感。あんまりやつれてた感じはなかったけれど、母親としてのどっしりとした包容力なんかを感じられるあたり、さすがだなーと。
そうそう、特には盛り上がらなかったけど、
マカちゃんはこういう、マジメでアツイ正義の人が似合うよね~
地味目だけど、キャストもよくって好きな作品でした~
私も最近まで知らなくてやっとリンカーン祭の意味が分りました(汗)
ロビン・ライトの存在感はバッチリでしたね。
そういえば毎年何かしらの○○祭がありますよね。
次はなんでしょーか。
マカちゃん←(笑)
そうそうマカちゃんはこういう役がとても似合いますよね。
それも時代物!
たたりはいやーっ
ウーマン~の続編に出てたら怖いかも。