【ALICE IN WONDERLAND】 2010/04/17公開 アメリカ 109分
監督:ティム・バートン
出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ、クリスピン・グローヴァー、マット・ルーカス
声の出演:アラン・リックマン、マイケル・シーン、クリストファー・リー
世界はもう、
マトモではいられない…。
Story:白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス。そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王とその妹で慈悲深い白い女王たちに出会う。(シネマトゥディより)
ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」の続編の位置づけとしてティム・バートン監督の独特の世界観で描いた作品。アリスは『ディファイアンス』のミア・ワシコウスカ、マッドハッターにはティムにオファーされたらアリスだって演じるというジョニー・デップ(笑。←見てみたい♪
原作のアリスは6歳、こちらのアリスは19歳なので原作ファンの方はどう感じるのでしょうか。私は英語の教科書とかで見たくらいであまり思い入れはないのですんなり入れましたが、まっこういう発想も面白いかと。それにティム・バートンの映像の世界は大好き♪ で、ヒロインが死人のような顔色なところも好きなんですよねぇ。
ティム・バートン&ジョニー・デップのコンビということで楽しみにしてました。しかし・・・映像や世界観はかなり気に入ったんですが、お話としては意外なことに思ったほどのテンションが上がらずの鑑賞でした、なんでだろ???。きっとこれは相性の悪い3Dのせいだと・・・・思いたい
ティム・バートンらしい映像の鮮やかさや美しさはありました。キャラも個性的だし、ジョニーはキモカワイさが出てて良かったしやっぱり白ぬりは似合う♪ でもCGでいじりすぎな気も、、、。もっとイカレてても良かったかな。
素顔も赤の女王も同じく威圧感あるヘレナ・ボナム=カーターもハマってた。ただ赤の女王はコンプレックスがあってああなったのかもしれないけど完全に悪人側に描くならもっと残酷なキャラにしてほしかったですね。最後はちょっとかわいそうな気がしちゃった。
19歳のアリスは現実の世界でもワンダーランドでも肝心な所で逃げちゃってしっかりしろよっ思ったんですが、このワンダーランドでの冒険を通して自分の道は自分で決める!と決心して大人になっていく所は19歳の設定がいきていて良かったと思いますね。
初日に行けなくてチケットも事前購入してなかったのですが、もう満席になる勢いだったので前売り券持ってたのにあわててネットで購入してしまいましたが、思いの外テンションは上昇しなかったので前売り券での2回目はどうしよう・・・。
2D字幕版を希望してたのに吹替版しかないし、ジョニーの声は本人で絶対聞くことにしてるしで、あまり言いたくないけど泣く泣く3D字幕版で観ました。メガネがゴム付きになっててメガネ×2でもズレないようになったんですが、後半あたりから眉間と耳が重さで痛くて集中できなくなってきたのが残念・・・クリップ式とかで止められるようにしてくれないかなぁ。
※2010/04/18、TOHOシネマズにて
・アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(続編)
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