22年目の告白-私が殺人犯です-

2017/06/10公開 日本 117分
監督：入江悠
出演：藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル

すべての国民が、
この男に狂わされる。

STORY:阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生した1995年、三つのルールに基づく5件の連続殺人事件が起こる。担当刑事の牧村航（伊藤英明）はもう少しで犯人を捕まえられそうだったものの、尊敬する上司を亡き者にされた上に犯人を取り逃してしまう。その後事件は解決することなく時効を迎えるが、ある日、曾根崎雅人（藤原竜也）と名乗る男が事件の内容をつづった手記「私が殺人犯です」を発表し... （シネマトゥデイより）

韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたサスペンス・ミステリー。未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件をめぐり、犯人が突如名乗り出て告白本を発表したことから、被害者遺族や担当刑事、マスコミを巻き込んで新たな事件へと発展していく。監督は『ジョーカー・ゲーム』『SR サイタマノラッパー』シリーズなどの入江悠。

オリジナルの韓国映画は公開された2013年に観た作品でベスト1に選んた作品です。二転三転する物語に告白の真相は驚きとインパクトがありました。それを日本でリメイクするとわかった時は不安がありました。同じく韓国映画『超能力者』をリメイクした『MONSTERZ　モンスターズ』も日本仕様にしたためにいまひとつでしたから。

大筋は同じなんですが、やはり日本仕様に設定変更され、後半からはだいぶ内容が変更がされてました。オリジナルを観ているのでどうしても比べてしまうのですが、オリジナルのほうは遺族に重点を置いて泣ける切ない話になってましたが、リメイクは真犯人に重点を置いた感じがしますね。でもオリジナルを観ていても真犯人がすぐにわからないようになっているので、これはこれで観られました。

犯罪者でもやっぱり顔なんだなぁと。最近の俳優と未成年の事件、同じような事件でも某芸人と俳優とでは世間の反応が違いましたから、、、。某宗教の時も一部変な盛り上がりあったなーと思い出しました。

藤原竜也くんの熱演はほんっと圧倒されましたわ。伊藤くんをはじめ豪華俳優陣でリメイクとしては悪くはなかったと思います。オリジナルを知らない人はより楽しめると思います。でも、個人的にはオリジナルのほうが断トツに好きです。

私が真犯人ですって出てきた時、顔を出すのがいいのに被り物しててなーんだと思ったら、実は真犯人じゃなかったオチ。一応本当の真犯人はちゃんと顔を出してテレビに出てたという....。でもなんかこれも無理矢理な設定な気もしますがね。

真犯人がイケメンじゃだめでしょー。←憎しみを込められない

オリジナルの真犯人は、ねちっこさのある気持悪い男で憎たらしく観ることが出来たのに対し、リメイクは過去の辛い出来事がきっかけでって連続殺人犯になるには弱い印象だったしあまり憎らしいとか感じなかったです、、、。というか竜也くんの演技に圧倒されてた。

頑張ってアレンジしたのはわかるけど真犯人死なないのかよー!
しかも本出すんかよーっ!
大事な所をアレンジしちゃったから最後泣けなかったじゃないかーっ!
まさかその本をもとにとかって続編はないよね 汗。

鑑賞日:2017/06/10

 

	22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)
	浜口 倫太郎
	講談社

 

	映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」オリジナル・サウンドトラック
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