【The Merry Gentleman】 2008年劇場未公開 アメリカ 96分
監督:マイケル・キートン
出演:マイケル・キートン、ケリー・マクドナルド、トム・バストウンズ、ボビー・カナヴェイル
男には秘密の仕事があった。女には秘密の過去があった…。
Story:夫の暴力から逃れ、シカゴに移り住んだケイトは、新しい仕事を始めるも周囲に溶け込めずにいた。そんなある日、彼女はマンションでひとりの男性・ローガンと出会い、彼に惹かれるが…
1989年公開の『バットマン』のマイケル・キートン初監督によるサスペンスです。バットマン...観たけどあまり印象が薄い方ですなぁ。
ある男性が射殺される。そのビルの下の事務所に努めるケイトは仕事を終えて外に出ると雪が舞っていた。空を見上げると、向いのビルの屋上に今にも飛び降りそうな男性が立っていたため思わず叫んでしまう。その男性はビルの内側に倒れ込み、警察が駆けつけた時には忽然と消えてしまう。その男性が気になるケイトだが...。
暗殺者というサブタイトルがついているので、ケイトに姿を見られたために監視をするために彼女に近づく。そして彼女はやがて気づいて狙われる・・・というお話なのかと思ったんですが違ってました。まぁ最初はそんな感じだったんだろうと思いますが、実は出会って好きになっちゃってというちょっと切ないラヴストーリー的な感じですかねぇ。
超スローテンポです。普通にいけば60分くらいで片付くんじゃないかと思う。その分ケイトと暗殺者ローガンの惹かれ具合を丁寧に演出したんだと思うのですが・・・。
ケイトが何とも守ってあげたい感じの可愛らしい人なので男性は惹かれてしまうのかな。捜査に来た刑事さんも惚れてしまうし、暗殺者も惚れてしまうし、、、。刑事さんのほうは仕事で聞き込みにきての一目惚れだな。仕事を理由に食事に誘うのは警察官としてどうなの~。ローガンはビルの屋上から狙ってた時に彼女を見て固まってたからあの時かも、、、。そうかといってケイト争奪戦になることはないです(笑。
ローガンは暗殺者という秘密があり、ケイトには夫の暴力を受け家出をしたという秘密がある。そんな人に言えない秘密を持つ二人が惹かれ合うのは運命ーというお話ですね。まぁ危険な恋ねぇ~と、ロマンチック風に描かれているので雰囲気は悪くないんですが、面白いかと聞かれると微妙です、、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます