【RUDDERLESS】 2015/02/21公開 アメリカ 105分
監督:ウィリアム・H・メイシー
出演:ビリー・クラダップ、アントン・イェルチン、フェリシティ・ハフマン、セレーナ・ゴメス、ローレンス・フィッシュバーン、ジェイミー・チャン、マイルズ・ハイザー、ウィリアム・H・メイシー
俺は息子のことを
どれだけ知っていただろうか――
Story:やり手のエリート広告マン、サムは、大学で起きた銃乱射事件で息子ジョシュを失う。ショックから自暴自棄となり、隠遁生活を送るサム。2年後、そんな彼にもとに別れた妻が現われ、生前にジョシュが書きためていた自作曲のデモCDを手渡す。曲を聴き、自分が息子のことを何も知らなかったことを痛感するサム。そして自らギターを弾き、ジョシュの遺した曲を歌い始める... (allcinema ONLINEより)
銃乱射事件で息子を亡くした父親が、ひょんなことから親子ほど年の離れた青年とバンドを組み、息子の遺した楽曲を歌いながら少しずつ再生していくヒューマンドラマ。
監督は「ファーゴ」「マグノリア」などの名脇役で個性派俳優のウィリアム・H・メイシーの監督デビュー作。
某ミュージカルを観に行った時に友人との待ち合せの前にヒューマントラストシネマ有楽町にて観てきました。これを観よう!と思ったのではなくて、合う時間で決めたのですが、これがほーーーーんと良かった泣けた、出会えて良かったと思える作品でした。
とにかく音楽が素晴らしい♪
それにビリー・クラダップとアントン・イェルチンの2人の歌がうまいこと!!
音楽映画は大好きだし、歌もうまいし楽曲も素晴らしくかなり好み。サントラがあれば欲しいなぁ~と思うくらい良かった。
物語は息子を亡くした父親サムの再生物語...ではあるんですが、途中からええー!!!!っという展開には驚きました。なんでサムはそんな生活してるんだろうと思ってたから...納得しました。どんなに辛かったことか、どんなに苦しんだことか...。
サムがバンドを組んで息子ジョシュの曲を歌ってる姿を見て、事件がなかったらこんな感じでジョシュも歌ってたんだろうなと思うとウルッと来てしまった。最初の乗り気ではなかったけれどだんだん楽しそうに演奏してる姿を見ると、クエンティンに息子の姿を重ねてたのかも。
それ以上に泣けたのは、サムが事件のあった学校の慰霊碑の前で泣き崩れるシーンには真相がわかった後だったので観てるこちらも泣けました。
普通に感動する再生物語だと思ってたのに、事件の真相がわかった時の驚きはインパクトありました。でもそれ以上に音楽が素晴らしかったです。
ラストはあっさり終わってしまったけど、まぁあれでいいのかなぁと思ったり...。
地元では上映がないのでたまたまとはいえ、良作に出会えて本当に良かった。
今の所、今年の上位に来てます!!
メイシーさん、次回作を楽しみにしてます!!
★★★★★
君が生きた証 [DVD] | |
ビリー・クラダップ,アントン・イェルチン,フェリシティ・ハフマン,セレーナ・ゴメス,ローレンス・フィッシュバーン | |
Happinet(SB)(D) |
君が生きた証 | |
Rambling RECORDS | |
Rambling RECORDS |
ただ構成にちょっと…だったのが個人的な感想でした。
やっぱり同じ音楽系映画『はじまりのうた』を見ちゃったからかも。
音楽は良かったですよね~。サントラ売ってましたよ(^^)
音楽はとても好みでしたし良かったですよね。
構成....音楽が良かったんで多少のことは目を瞑ります 笑
「はじまりのうた」は見てないのです。
音楽映画は好きなのでチェックします。
バンドを組んでライブシーンとかは楽しかっただけに、あの真実がわかった時はびっくりしました。
サントラさがしたけど買えなったので探してます。
真相がわかったときの衝撃が凄かったですね
少しずつ感じたアレ?というズレ。
それが、思い込みによるものだったのが、
悲しいです
当たり前だけど犯人側にも両親はいるのですよね…
真相にはびっくり....
なんか違和感あるなとは思ってたんですが、
まさかそちらだとは!切ないですね。