【MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO】 2010/09/11公開 スペイン R15+ 98分
監督:イザベル・コイシェ
出演:菊地凛子、セルジ・ロペス、田中泯、中原丈雄、榊英雄
音の溢れる街で繰り広げられる、孤独な大人のラブ・ストーリー
夜の築地魚市場で黙々と働く一人の女、リュウ。仕事仲間と打ち解けることもなく、その素性を知る者は一人もいなかった。そんな彼女には殺し屋というもう一つの顔があった...。
東京を舞台に孤独な女性の殺し屋を描いたちょい変わったラブ・ストーリー。
監督は『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ。
2009年カンヌ国際映画祭コンペディション部門出品、フランス映画高等技術委員会賞受賞、2010年ゴヤ賞最優秀音響賞ノミネートされた作品。
ただ菊地凛子さんの殺し屋が見たくて観てみたんですが...
だから女ってやつは...なお話だわさ。
昼間は築地魚市場でもくもくと働く女性リュウ。その彼女にはもう一つの顔があって殺し屋だった。ある日、彼女のもとに依頼が舞い込む。
娘が自殺して悲しみに暮れている大物実業家が、その原因だと思い込んだスペイン人の夫の殺害を依頼してくる...。
早速、リュウはターゲットとなるスペイン人に近づくんだけどお互い恋に落ちてしまうというもの。
舞台は東京。主人公リュウに関わってくる登場人物もターゲット以外は日本人。なのに、スペイン人の監督が撮ると全く違う東京の姿になる。また音楽もオシャレで夜の東京の雰囲気が良いですね。日本というよりアジアな雰囲気。
そして凛子さんのドキッとする体当たりな演技もすごいと思うのですが、私には合わない作品でした。退屈~ふぁ~。
冒頭の寿司屋はなんなの~ムカっ!!
外人女性がテーブル?にほぼ全裸で横になって、身体の上に寿司が並べられていてそれを外人たちが食らうというなんとも下品な映像。日本はそういうイメージなのか~ムカっ。
早く食べなきゃ体温で鮮度が落ちまくるじゃないかー!! ←そういう問題じゃないが
それに殺し屋がターゲット相手を好きになっていちゃいちゃ...
もう殺せないって???なんじゃそりゃ。
監督としてはその辺をきれいに描きたかったんだろうと思うけれどなんだかなー。
ちょっと幻想的な雰囲気の東京が素敵に思えただけに残念。
ナイト・トーキョー・デイ [DVD] | |
菊地凛子,セルジ・ロペス,田中泯,中原丈雄,榊英雄 | |
ポニーキャニオン |
わかるような気はします(^_^;)
ちょっとダメでした。
色々とどうなのよってのはありますね。
イザベル・コイシェ監督はこの前がペネロペの『エレジー』だったんで過大に期待しちゃったところもあります。^^;
なんでも、中国の「酒池肉林」の故事を真似た或る王が奴隷を四つん這いにさせて椅子やテーブルとした…という逸話から、名前は忘れましたがある官能小説家が着想を得て作品に使ったところインパクトが大きく一人歩きしたのだとか。
鮮度や味に悪影響が出るから料理人の発想では無いとは思っていましたが、真相は結構ストレートでした。
しかし監督、貴方は日本をageたいのですかsageたいのですか!?
ダメなほうが大きかったです^^;
全体的にはダメかな~と
確かにインパクトはありますが、あれだけはダメですね。