第81回ゴールデングローブ賞(2024年)の授賞式がロサンゼルス1月7日(現地時間)に開催され、受賞結果が発表されました★
クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』が最多受賞で、作品賞、主演男優賞、監督賞、助演男優賞、作曲賞の5冠を獲得。やはりねーといったところ。監督賞は6度目のノミネートにして初受賞とのこと。主演男優賞のキリアン・マーフィー、助演男優賞のロバート・ダウニー・Jr.と特に好きな俳優陣の受賞はほんと嬉しい。ただこの作品は日本では上映されなかったのは残念だったけれど、ようやく今年に上映されるので早く観たいです。
新設された興収1億5000万ドル以上を記録した作品を対象とする興行成績賞に、最多9ノミネートされていた『バービー』が受賞。個人的にはMIとかGotGとかJWのどれかであってほしいなと思ってたんですがね。
そんななかで、「アニメ映画賞」には宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が受賞。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が強そうだったんだけれど、それを抑えての受賞で日本製作のアニメとして初受賞したことは喜ばしいことです。と言いつつ未見です💦
さて、次はアカデミー賞ですね。やはり『オッペンハイマー』が強そうですね。しかし番狂わせもあるのでまだわかりません。アカデミー賞のノミネート発表は1月23日、授賞式は3月10日(現地時間)です。
以下、★は受賞作品・受賞者は次のとおり。
■映画部門
◎作品賞(ドラマ部門)
★『オッペンハイマー』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『Anatomy of a Fall(英題)』(Neon)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(Apple)
『マエストロ その音楽と愛と』(Netflix)
『Past Lives(原題)』(A24)
『The Zone of Interest(原題)』(A24)
◎作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
★『哀れなるものたち』(サーチライト・ピクチャーズ)
『AIR/エア』(Amazon MGM Studios)
『American Fiction』(Orion Pictures/Amazon MGM Studios)
『バービー』(ワーナー・ブラザース)
『The Holdovers』(Focus Features)
『May December』(Netflix)
◎主演女優賞(ドラマ部門)
★リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ケイリー・スピーニー『Priscilla(原題)』
キャリー・マリガン『マエストロ その音楽と愛と』
グレタ・リー『Past Lives(原題)』
サンドラ・フラー『Anatomy of a Fall(英題)』
◎主演男優賞(ドラマ部門)
★キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
アンドリュー・スコット『異人たち』
バリー・コーガン『Saltburn』
ブラッドリー・クーパー『マエストロ その音楽と愛と』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
◎主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)
★エマ・ストーン『哀れなるものたち』
アルマ・ポウスティ『枯れ葉』
ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』
ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』
マーゴット・ロビー『バービー』
ナタリー・ポートマン『May December(原題)』
◎主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)
★ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』
ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』
ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』
マット・デイモン『AIR/エア』
ニコラス・ケイジ『Dream Scenario(原題)』
ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
◎アニメ映画賞
★『君たちはどう生きるか』(東宝)
『マイ・エレメント』(ディズニー)
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(ソニー・ピクチャーズ)
『すずめの戸締まり』(東宝)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『ウィッシュ』(ディズニー)
◎非英語映画賞(旧外国語映画賞)
★『落下の解剖学』(Neon)フランス
『枯れ葉』(MUBI)フィンランド
『IO CAPITANO(原題)』(Pathe Distribution)イタリア
『パスト ライブス/再会』(A24)アメリカ
『雪山の絆』(Netflix)スペイン
『The Zone of Interest』(A24)イギリス・アメリカ
◎助演女優賞
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ジュリアン・ムーア『May December(原題)』
ロザムンド・パイク『Saltburn』
◎助演男優賞
★ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
チャールズ・メルトン『May December(原題)』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ライアン・ゴズリング『バービー』
ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』
◎監督賞
★クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
ブラッドリー・クーパー『マエストロ その音楽と愛と』
セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』
グレタ・ガーウィグ『バービー』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
◎脚本賞
★ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ『Anatomy of a Fall(英題)』
セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
エリック・ロス、マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック『バービー』
トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』
◎作曲賞
★ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』
ダニエル・ペンバートン『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
久石譲『君たちはどう生きるか』
ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』
ミカ・レヴィ『The Zone of Interest(原題)』
ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
◎歌曲賞
★“What Was I Made For?”『バービー』
“Addicted to Romance”『She Came to Me(原題)』
“Dance the Night”『バービー』
“I’m Just Ken”『バービー』
“Peaches”『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
“Road to Freedom”『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
◎映画的・興行的達成(Cinematic and Box Office Achievement)
★『バービー』(ワーナー・ブラザース)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(ディズニー)
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(ライオンズゲート)
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(パラマウント・ピクチャーズ)
『オッペンハイマー』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(ソニー・ピクチャーズ)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』(AMC)
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