【MR. NOBODY】2011/04/30公開 フランス/ドイツ/ベルギー/カナダ PG12 137分
監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:ジャレッド・レトー、サラ・ポーリー、ダイアン・クルーガー、リン・ダン・ファン、リス・エヴァンス、ナターシャ・リトル、トビー・レグボ、ジュノー・テンプル
人生の選択には、意味がある。
2092年、科学の進化により人類は不死となっていた。その中で最後の「死ぬことのできる」人間であるニモは、118歳の誕生日を前に人生を終えようとしていた。そんなとき、1人の新聞記者がやってきてニモに質問をする。「人間が“不死”となる前の世界は?」ニモはその人生を語り始める...。
“選択”がテーマのおはなし。科学の進歩で不死になった人類。死ぬことができる最後の人間が人生を振り返るといくつもの彼の人生が存在していてまるでパラレルワールドな人生が描かれていくという不思議な作品。人間ドラマでもありSFでもあり...好みはわかれそうですが私は好きなほうかな。
劇中に“選択をしなければ、すべての可能性が残る”というのがあってまさにあらゆる可能性を映像化したような感じ。選択をした人生と選択をしなかった人生、そこからバタフライ効果で様々な人生が広がっていくというもの。まぁ、私はよく選択を誤ってああ~あっち選んでおけば良かった~は多々ありますね(汗)。
幾通りの人生が次々と出てくるので、最初はちょっと戸惑ったけれど観ていくといつの間にかひき込まれてました。どれがニモの本当の人生なんだろうと考えるの面白いし、近未来や現代の映像がおしゃれ。逆回しの映像も効果的に使われてる。言葉にするのが難しいんですが、人は誰でも選択の自由があるもので、そこを追究した奥が深い作品。前に観た『バタフライ・エフェクト』を思い出しました。
それぞれの年齢のニモとアンナがいるんですが、15歳頃の二人が美少年美少女で良かったなぁ。選択によってニモもアンナのキャラが変わるのも面白かったです。
★★★.8
ミスター・ノーバディ [DVD] | |
ジャレット・レト,ダイアン・クルーガー,サラ・ポーリー | |
角川書店 |
映像は素晴らしいものは感じました。
ただ、芸術性が高い作品は私的には苦手っていう部分がある為か、皆さん程凄い!って思えませんでした。
申し訳ありません^^;
ブロガーさんにはかなり高評価されてるんですね。びっくり!
わりと好きなほうなんですが★4つ悩んだんですけどねー。
劇場で観たらまた違ってたかもしれません。
しばらくこの映画のことが頭から離れず、いろんなことがめぐってました。
忘れられない作品でした。
私もなんか不思議な作品で印象に残る作品でした。
凄く哲学的で印象に残った言葉でした
これが9歳の少年の言葉から出たもんだから驚き
あの瞬間のイマジネーションの洪水のお話ですよね
結局は父親につくことになったんだろうなと思える映像でしたが、15歳の時のジュノー・テンプルさんが凄く瑞々しくて可愛くって、アレこの展開どっかで見たぞと思ったら「アナとオットー」でした^^
宇宙を駆け巡るイマジネーションが楽しい作品でした
奥が深い作品ですよね。
すべての可能性が残る...は私もすごく印象に残る言葉でした。