【FIELD OF DREAMS】 1990/03公開 アメリカ 107分
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
出演:ケヴィン・コスナー、エイミー・マディガン、ギャビー・ホフマン、レイ・リオッタ、ティモシー・バスフィールド、ジェームズ・アール・ジョーンズ、バート・ランカスター、フランク・ホエーリー、 ドワイヤー・ブラウン
失ったものたちは帰ってくる--若き日の父に姿をかえて。
「午前十時の映画祭」46週、DVDで観ました。
ある日「それを作れば彼が来る」という“声”を聞いた農夫が、とうもろこし畑を潰して野球場を造り始める...。W・P・キンセラの「シューレス・ジョー」を原作とした作品。
かなり久々に観ましたが、やっぱり素晴らしい作品ですな。とにかく、あーだこーだ書く気が起きない。とにかく観ればわかる!そんな作品ですね。若い頃に観た時よりもトシ食った今のほうがグッときますね。大人のファンダジーでございます。
この作品を初めて観て以来、どこかでトウモロコシ畑を見つけるとワクワクしてくるんですよね。もしかして野球場あったりして、誰かが現れたりして・・・と勝手に妄想してる時が多々ありますね。
主人公の家は貧乏農家。広いトウモロコシ畑を謎の声によって野球場を作ってしまう。どんどん家計は苦しくなる一方で土地も家も手放なさなければならない状況、なのに奥さんは反対も文句も言わずにダンナを温かく見守る出来た妻。豪快な笑いが好きです。
普通なら謎の声、死んだハズの野球選手が現れてホラーだかオカルトになりかねない設定ですが、しっかり感動できるファンタジーに仕上がってるのが素晴らしいですよねー。彼らが出てくるのは夜だけじゃなくて昼間もバッチシ出てるし、握手もできるから全然怖くない...あ゛あ゛、大人になるとこんなことも考えてしまうのが悲しい、、、。
お話かなり忘れてた。感動どころだけは覚えてましたが、改めて観る機会があって良かったわ。ちょこちょこ感動シーンがあるんですが、特にバート・ランカスターが球場から去るシーンでぐわっときて、ラストのあの二人のキャッチボールのシーンで泣きどころ最高潮でした。ほんと良かったねー心残りなくなったねーと感動いたしました。へんに恩着せがましい演出もなく淡々としてたのがこれまた良いのですよね。
実はシューレス・ジョーがレイ・リオッタだったり、テレンス・マンがダースベイダー(声)だったのは今回初めて知りました。テレンス・マンの声・・・なんか懐かしく聞き覚えのある低音のイイ声だなーと思って聞いたました(笑)。
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