【VALLEY OF THE WOLVES: IRAQ】PG-12
2007/06/23年公開
製作国:トルコ
監督:セルダル・アカル
出演:ネジャーティ・シャシュマズ、ビリー・ゼイン、ゲイリー・ビューシイ、ハッサン・マスード
もっと国レベルの話かと思ってたのに普通の復讐のお話でした。
STORY:2003年7月、イラク北部のクルド人自治区で、同盟国であるはずのアメリカ軍がトルコの秘密司令部を急襲、トルコ兵たちを拘束した。誇り高き将校スレイマンは屈辱的扱いに耐えかね自ら命を絶つ。元トルコ諜報員ポラットは、親友の理不尽な死に怒りを覚え、アメリカ軍指揮官サム・マーシャルへの復讐を誓い、数人の仲間と共にイラクへと潜入を図るが…。
“アメリカ敗北”
感じ悪~いアメリカ人役のサム・・・どこかで見た顔だと思ったらビリー・ゼイン。
最近では「24エスケープ」「バニシングスピード」の時は普通だったけど、こんな髪なかったかな?? それとも一気に抜けたとか、かつらとか・・・
なんか・・・田中要次さんに似てる。
トルコ産の作品ということであまり期待はしてませんでしたが、まぁその通りなわけで。
ふだんはアメリカ側から見たイスラム圏の作品は見ますが、今回はイスラム圏から見たアメリカです。
反米感情を背景にした元トルコ諜報員の活躍するお話です。
なかなか中近東方面は勉強不足なのでうまいことは語れません。
アメリカというよりも、あるアメリカ軍の指揮官に向けた復讐を描いているんですけどね。
こいつが悪い、こらしめてやる~と思って見るとラストはすっきりかも。
本国のトルコでは大ヒットしたようですね。
トルコとアメリカは同盟国だったハズなのに、いきなり攻撃。そりゃいかんでしょ。
トルコの将校さんはあまりにもひどい扱いに自殺しちゃうし・・・
女性も子供も容赦なく撃ち殺すアメリカ軍、、、
生きてる人たちは臓器取られるし、、、
とにかくアメリカはヒドイ奴等だ~と描かれております。
ほんとかよ~!!
ストーリーはちょっとだらだらした感じでいまひとつ。
後半はいきなり銃撃戦になって緊張感はあります。
まぁ、指揮官のサムがあまりにもヒドイ奴なので、トルコ人の復讐に応援したくなります。
ビリー・ゼインさんの熱演のお陰で観られたというところでしょうか。
日本人から見て非常に気になるのが車ですね。
“NISSAN”や“ISUZU”の文字がよく出てきていてちと気になりました。
ほかの作品では“TOYOTA”も出てきましたが、イスラム圏では日本車は多いのでしょうかね。
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