公開:2008/12/20
製作国:日本
上映時間:
監督:高橋玄
出演:本郷奏多、高梨臨、松尾敏伸、柳生みゆ、長塚圭史
君が死にたくなったときは、きっと僕が殺してあげるよ。
+あらすじ+
優等生でありながら、秘かに人間の暗黒面に強く惹かれている高校生・神山樹は、猟奇的な殺人事件の死体や犯人に特別の興味を示す“GOTH”と呼ばれる特殊な趣味の持ち主。クラスメイトの美少女・森野夜は、そんな神山の裏の顔を見抜き近づく。周囲に溶け込まず孤立する森野は、神山に共鳴し、彼にだけは心を許すようになっていく。やがて2人は、世間を騒がせている連続リストカット殺人事件に魅せられていき、興味と好奇心の赴くままに犯人へと近づいていくのだが…。(allcinema ONLINEより)
乙一原作の「GOTH」を映画化した作品。 猟奇的な殺人事件の死体に興味を示す2人の高校生のお話。もちろん原作は未読・・・。
冒頭からキレイな死体が出てきてちょいビックリこきましたー。
美少女が階段に座ってるんですけどピクリとも動かない。そしたら・・・左手首は切断されて死んでいたーっっ。でもあまり怖いとか気持ち悪いとかじゃいんですねぇ。アートっぽく展示されてるみたいなんですよコレが・・・。
その後の同じような手口の死体が展示されてるわけです・・・。なので猟奇殺人の犯人の心理なんかやってくれるのかと思ってたんですが・・・・犯人がどうのというよりも、話はこの事件に興味を示す男女の高校生たちのほうに移っちゃった。
結局あの犯人は・・・
全然警察動いてないし・・・
ま、事件解決するお話ではないのでまぁいいか。映像はちょっと不気味さ漂う雰囲気はわりと好みです。展開もかなりスロー~だし眠くなりそうな展開なんですが、主演の二人がキレイ系なので妖しい雰囲気で退屈はしませんでした。
死体好きの女の子が色白の美人なんです。もしかして生きてないんじゃ?と思うように色白というか青白いというか・・・。でもこの殺人事件の被害者たちに似ていて、もしかして狙われる?という雰囲気は出ていましたねー。最後までドキドキしちゃった。
結局は、同じ興味を持つ二人の心の交流のお話でした、、、。
なにやら曰く付きの作品のようで、プロデューサーが逃亡しちゃって製作中断、プロデューサー失踪のまま製作されたとのこと・・・すっすごいっっ。
ベストセラーだそうですが読む人を選ぶ作品ですね。一般ウケはしなさそう・・・。果たして原作の世界と映像の世界は一致したんでしょーか。
そういえば昔・・・“死体の本”というのを立ち読みしたことがありましたねぇ。いろんなシチュエーション?での死体の写真・・・。そしたら会社の同僚が持っててビックリでした、、、
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