原題:CHICAGO JOE AND THE SHOW GIRL
公開:1990/11
製作国:イギリス/アメリカ
上映時間:103分
監督:バーナード・ローズ
出演:キーファー・サザーランド、エミリー・ロイド
男はラッキーストライクに火をつけ、女はルージュを唇にひいた-。2人の危険な6日間が今、始まろうとしている。
STORY:米軍の脱走兵・リッキーと女優を目指すショーガール・ジョージナは、スリルと刺激を求めて享楽的な日々を過ごしていたが…。
1944年の第二次世界大戦中のロンドンを舞台に、一組の男女が起こした6日間にわたるとんでもない凶行を描いた実話。
この事件はハルトン/ジョーンズ事件と呼ばれ、アメリカの脱走兵リッキー・アレンとショーガールのイギリス人ジョージアナ・グレイスンが起こした事件は当時は大きな社会的問題となってたようです。
リストに入れておいたのに忘れていたので、リッキーが脱走兵だとは知らずに見てました、、、。なので後半で実は脱走兵だったと知ってビックリ。お相手のジョージアナと同じ立場で見ていた、アハハ。
ジョージアナも女優だと言ってリッキーと親しくなるんですが実はショーガールでした。その他にも秘密があってお互い素性を隠しながら付き合ってたんですねぇ、、、。騙し合いかよっっ。女優と言うわりに品がなく人の物を欲しがったりしてたんで怪しいなとは思ってたんですが。
二人がやらかしたことは思いつきのようなお粗末な計画。盗んだトラックでデートし、ジョージアナがコートを欲しいといえば道に迷ってた女性を襲ったり・・・とにかく呆れてしまうような・・・自己中カップルでございます。最悪だ。
途中までは淡々としていてちょっとダレ気味ではあるんですが、二人の行動が異常になってくる後半あたりからは面白くなってきました。実際に起きた事件ではあるんですが、事件をそのまま再現したのとは違う描き方をしているので映画としては面白いと思います。
公開時のタイトルは『ハマースミスの6日間』。別に“危険な遊戯”は入れなくても良かったと思うんだけど・・・。お恥ずかしいことに最初、ハマースミスさんの6日間だと思ってたー。
その後、ジョージナは死刑を求刑されたが9年で出所、リッキーは絞首刑だったそうです・・・女は強し、、、
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