バッド・ルーテナント／刑事とドラッグとキリスト

【BAD LIEUTENANT】1994/06/公開 アメリカ 97分
監督：アベル・フェラーラ
出演：ハーヴェイ・カイテル、ゾー・ルンド、フランキー・ソーン、ヴィクター・アルゴ、ポール・カルデロン

ニューヨークを巡回する警部補のＬＴは、パトロール中に見かけた売人に麻薬をせびり、ノミ屋を通して巨額の金を野球の試合に賭けるなど、酒とドラッグに溺れ、毎日を悪徳の中で過ごす暴力刑事。今日も交通違反に引っ掛かった若い娘にワイセツな行為を働き、ジャンキーの愛人のもとに通いつめる毎日を送っていた。そんな彼がある日出会った１人の尼僧。暴漢にレイプされながらも犯人を許すと語る彼女のその言葉と眼差しに、彼は次第に混乱をきたしてゆく……。（allcinema ONLINEより）

ニコラス・ケイジ主演の『バッド・ルーテナント』のオリジナル版。
1992年のカンヌ映画祭でショッキングな内容から賛否が分かれたという問題作。

リメイク版のニコちゃんよりハーヴェイ・カイテルさんのほうが悪徳刑事で良かったけど、途中寝てしまいました、、、
さすがに教会でシスターがレイプされるシーンは衝撃的で起きましたケド。
そのほかにもR指定ないけど、いろんな意味でないのはどうなのか......

あまり一般ウケしないと思われる作品。
しかも、オリジナルとリメイクは内容違うし!!!
そりゃ監督も怒りますわなー。

ドラッグやり放題、野球賭博、万引き、交通違反した若い女の子にワイセツ行為するしで最低の悪徳刑事。しかし家ではいいパパしてる...。
カイテルさんの演技が自然で本当にワルそうに見える。
しかも前半、前向きでオールヌードあり...。

リメイクはニコちゃんが希望したのかどうかわからないけれど、役者さんがやりたそうな役だな～と思ったのが印象。
ラスト近くで、レイプ事件の被害者が犯人を許すと言った時のえ?という表情から、なぜ?なぜだぁ～からラストへ向けての熱演は力入ってましたしね。
それにラストは、本人の姿が見えないけどカッコイイ終わり方だなと思いましたもん。

★★★.1

 

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