☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
18周年(2023年9月)を迎えました★最近はゆる~く更新中!

「踊る大捜査線」シリーズ覚書

2024年10月10日 | 映画関係・その他

❖踊るプロジェクト再始動のために、改めておさらいした個人的覚書のため、ネタバレしてます❖

 

■連続ドラマ(1997年1月7日 - 3月18日)

“踊るプロジェクト”が再始動して新作が10月に公開されるのを前に、ドラマシリーズが再放送されたので何となく録画してた。当時は大好きで最後のシリーズまで鑑賞済み。懐かしいなと見てみたら....当時と今のギャップに驚きつつもやっぱり面白いので続き続き...と止められない止まらない状態に 笑

当時の都知事は青島さんだったな...と思いつつ、架空だった湾岸署も実際にできてしまったし、空き地所周辺もすっかり変わってしまった、27年の歳月は凄い。エンディングの空き地も懐かしいな~今はどうなっているんだろう。この頃は青島くんは毎回タバコを吸ってて今のドラマではありえないよね。第一話なんてポイ捨て(ちゃんと拾った)もあった。

捜査員の呼び出しもポケベルだし...お偉いさんがやっとアンテナ引っ張りだす折り畳み携帯電話 笑。ほかに、PCにフロッピー入れてたし、VHSビデオ、インタネット接続時はピーガーーーーって💦 でもスマホなんてない時代でも物語のテンポや面白さはピカイチなので、最初だけギャップに驚いたけれどすぐに物語に引き込まれた。当時は知る人ぞ知る又は無名の俳優陣もいまや人気俳優となってて、悪役やお騒がせ人物として登場しているのも新鮮。ちょぃちょぃ今では使ってはいけない言葉が出てきたりしてて、当時はOKだったのもすごい時代だったなと。

警察組織も一般企業と変わらないという設定が面白かったし、共感できる部分も人気のひとつ。事件は今も昔も変わらないように思うし、青島くんのような刑事は今だからこそ必要とも思える。和久さんのような刑事も同じ。おふざけもあるけど締めるところはちゃんと締めるし、視聴者を飽きさせない作りは時代が変わっても面白い。被害者として登場した雪乃さんも後半は警察官になるために勉強を始めて最終話では警察学校に入る。


■踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル(1997年12月30日)
稲垣吾郎、広末涼子、原沙知絵、古田新太、仲間由紀恵、伊藤英明

スペシャルドラマにも豪華俳優陣が参戦。年末の湾岸署は大忙し。連続ドラマのラストの青島くんは交番勤務になった所で終わったので、そこから始まる。湾岸署への復帰がされていないことを知った室井さんの計らいで無事に復帰...でもどこの部署でも引き取り手がなく転々とするところが面白い。
ここらか新城管理官が初登場。またしても湾岸署管内で殺人事件が起こり特別捜査本部が立てられる、、、。小さな事件が大きな事件に発展していく展開は見ごたえある。そこに 笑いを入れてくるタイミングも同じみ。稲垣吾郎の立てこもり事件、可愛い広末涼子に仲間由紀恵、若かった古田新太...すみれさんのお相手に弱そうな伊藤英明..と第一線で活躍している人たちばかり。雪乃さんも婦警として湾岸署に配属されている。


■踊る大捜査線 番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル(1998年6月19日)
渡辺えり子、本宮泰風、谷啓

内田有紀演じる新米婦警・篠原夏美が主人公の番外編スペシャル。 青島くんは海外出張中なのでラストに帰ってきたということでちょっとだけ出演。夏美の父親は青島くんが交番勤務していた杉並北警察署時代の上司という繋がりがある。番外編とはいえ繋がりがあるし、その後、夏美は再登場する。夏美は雪乃さんの後輩という位置づけ(実際は同期)。歳末スペシャルの忘年会のために登場した寿司屋の大将(六平直政)の娘は小学校の教師(原沙知絵)だった。婦警がメインの物語だったけれど、ちゃんと踊るシリーズだったし面白かった。夏美が正義感溢れていて無茶するので女青島と言われてしまうのはわかる。


■踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル (1998年10月6日)
大塚寧々、萩原流行、篠原涼子、高木ブー、宮藤官九郎、大倉孝二

冒頭、元営業らしく会社内連続婦女暴行事件の内偵捜査をしていた青島くんは、捜査が終わり湾岸署に戻る。彼は新城管理官から目の敵にされた上に、放火殺人未遂事件がらみで苦手な裏付捜査をさせられる羽目になる。被疑者の恋人(大塚寧々)の身柄を引き取りにいく途中で逃げられ、なんやかんやあって、すみれに逃走幇助の疑いがかかってしまう。室井さんは青島くんと和久さんにすみれさんを監視させる→青島くんを監視させられる真下くんと雪乃さん....という何かおかしな展開に 笑。りんかい線職員に高木ブー...和久さんとのやりとりにほのぼの。放火犯にかなりうさんくさそうな宮藤官九郎。東京消防庁の監査官に萩原流行。ちょっとけばい篠原涼子などなど...この回も豪華キャスト陣。


□深夜も踊る大捜査線 湾岸署史上最悪の3人!(1998年10月12日 - 10月16日)

スリーアミーゴスがメインで展開。署訓を考える署長、なかなか思いつかない。そこに副所長と課長がそろってなんやかんや。課長の娘によるノストラダムスの予言の話とこれから起こる湾岸署での事件を絡めて3人は不安になる。踊るムービー1のことですな。
・勝どき署から“よれよれのコートを着た猛獣を飼っている”と言われたと...
・“部下のミスは部下のミス”←部下のミスをかばう気もない
・警察組織についての説明(キャリアとノンキャリの違い)
・“私(署長)あっての湾岸署”←笑うしかない
・一話ごとの間に、亀山さんと君塚さんが刑事ドラマを作ると湾岸署に相談?にくる
・経費節減に関して署長はグリーン車代、ハイヤー代など無駄に使っている
・副署長は猟奇殺人ものが好きらしい

 

■踊る大捜査線 THE MOVIE(1998年10月31日)※

今でも印象に残っているキョンキョン(小泉今日子)のにかーっと笑うとゾッとする。湾岸署管内で遺体の胃の中からは熊のぬいぐるみが発見された殺人事件、警視庁副総監の誘拐事件、署内では窃盗事件(なぜ領収書まで????の謎はラストに判明)など盛りだくさんの展開。制服を着てたらその職業の人だと勝手に思ってしまったり、事件の犯人は大人だと決めつけてしまったりと色々と気づかされることが多い作品だった。
青島くんの“事件は会議室で起きてるんじゃない 現場で起きてるんだ”は今でも印象に残る名台詞。新城管理官が本部を指揮し、室井さん同様まだ人間味がないんだけど、クライマックスでは、刺された青島くんの所に行く室井さんにコートを渡すシーンが印象的。雪乃さんは新人刑事になっている。真下に対して冷たい 笑
この頃になるとノートパソコンに携帯電話が主流に。フロッピーからMOになってたけど...すでに今はMOは使われていない💦 公安の大杉漣、ラストの病院での看護師役に木村多江...と今観てびっくり。


□踊る大ソウル線(2001年9月21日)


□深夜も踊る大捜査線2(2003年7月14日 - 7月18日)

湾岸署内の夜の見回りをするスリーアミーゴス。
・袴田課長が湾岸署のシンボル・マスコットを作りたい→マスコットの容姿がおかしい・怖い顔→少しずつ改良されて現在の湾岸くんへ
 名前は
・神田署長は自叙伝を作りたい(手柄はみんな自分のものと主張するが、それは青島くんと副署長にツッコミを入れられる)
・各話ごとに署内にメインキャストが登場する(遠山・水野・佐土井・甲本・小林すすむ)
・神田署長が、青島くんとすみれくんはどうなの? 二人をくっ付けたがってる?
・同じく署長は青島くんには迷惑をしている、しかし彼無しでは湾岸署を語れない。彼が現れてからみんなが変わったが彼は必要なのかもしれないと...自叙伝の締めくくる
※各話の最後に、プロデューサー亀山さんとスリーアミーゴスが顔合わせ(署長が「プロジェクトK」の本をドラマ化してほしいとお願いする)

 

■踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年7月19日)

シリーズの中で一番好き。冒頭、豪華客船で湾岸署メンバーがテロリスト役vsSATでの訓練シーン。何事にも本気モードの青島くんなんで、うっかりテロリストチームが勝利してしまうハプニング 笑。ドラマシリーズでは空き地署だった湾岸署近くのテレポート駅周辺も賑わってきた。署内にも喫煙所が配備。真下くんは本店に帰ったもよう...ネゴシエーターとして湾岸署にやってくる。真下に冷たい雪乃さんは相変わらず。ラストでは真下にプロポーズされる。

地下に防犯カメラを監視できるシステムが構築されお台場のすべてが監視される。真下の部下に小池くん(小泉孝太郎)が登場。シャキッとした事件に飢えている青島くん...事件に大きいも小さいもなったんじゃなかったけ? 室井さんと青島くんの再開時に“潜水艦事件以来”というセリフあり。

メインとなる会社役員殺人事件、若い女の子が狙われる吸血鬼事件、絵にかいたような家族のスリ事件が交差した展開。雪乃さんが拉致されたり、お台場の真ん中ですみれさんが負傷したりと前作よりも緊迫感ある展開へ。

今作で沖田管理官が登場、“事件は現場で起きてるんじゃないの、会議室で起きているの、勘違いしないで”らしい💦 所轄は使い捨てな考えで感じ悪い。しかし事件の捜査が思うようにいかず焦り空回り状態...最終的には室井さんが指揮をとる展開に...やはりかっこよいなぁ。新城さんも前作で上層部に呆れた顔をしていたので今作では人間味が出てきた。

クライマックスで犯人たちを追い詰めるのに、名セリフ“レインボーブリッジ封鎖できませんっ”は今も語られる名セリフ。緒方(甲本雅裕)くんと森下(遠山俊也)くんが刑事になっていた。殺された女性役員は高嶋ちさ子...気づかなかった。警視庁の捜査員は佐々木蔵之介、眞島秀和がちょい役。スリ家族に神木隆之介、AKBグループ総監督になる向井地美音。

犯人グループの組織に縛られたくないということに、“リーダーが優秀なら組織も悪くない”と青島くん。

 

□舞台も踊る大捜査線 ザッツ!! スリーアミーゴス(2003年8月15日~8月17日)
北村総一朗、斉藤暁、小野武彦、甲本雅裕、遠山俊也

フジテレビ『お台場冒険王』のイベントとして計5回上演された踊る大捜査線シリーズ初の舞台劇。『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』の事件解決の数日後の物語で、署長室を舞台に繰り広げられる。署長は客席から登場する。劇中の森下くんのセリフから、同作終了間際の警視総監章授与式のシーンまでの間の話らしい。青島くんは当初は式に出席するつもりだらしい。第二部はトークショー。草壁(高杉亘)さん、中西課長(小林すすむ)が登場。劇中には亀山プロデューサーも登場。

・不倫のラブメールの件で署長は本店に絞られている→本店からのお咎めは無し、減俸5カ月→減俸はスリーアミーゴスの責任??
・書類のハンコ押しが超高速は署長・副署長は息がぴったり
・緒方くんによると、入院中のすみれさんは一日5食、病院内でスリを現行犯逮捕している
・署長の湾岸署陶芸大会、副署長は本店の真下と飲む約束
・エレベーター内の湾岸くんが大きすぎて怖い
・緒方くんが犯人への暴行の疑い→副署長、袴田課長が責任を擦り付け合う
・本店が湾岸署はろくでもない警察署と言われている→署長:とんでもない刑事ばかり発言→署長:ろくでもない警察署の意地がある!→署長:辞表を出す覚悟...スリーアミーゴス連盟で 笑

※スリーアミーゴスのお三方は脚本どおりなのか全てアドリブなのかわからないほど息がぴったりで演技には思えない!!


□踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2(2003年)


□前日も交渉人 真下正義(2005年5月6日)

『交渉人 真下正義』で事件が起きる前日の12月23日午後1時の出来事。交渉課(準備室)に選ばれた5人がドラッグストアに立てこもってる犯人を説得するシュミレーションをする。正式ではないので存続のためにこの様子を室井さんへレボート提出する。部屋は閉じられ2時間は空かない仕様、これは小池くんが設定し、真下課長はモニターで見ていると。立てこもり犯(録音されたもの)とのやり取りで適切な答えではないと次に進めないシステム。ムロツヨシ演じる倉橋くんが交渉を進めるんだけどだんだん本気になっていく。5人は課長のためではなく室井さんのために頑張るというのが笑う。途中...“カラス”というワードが出てくるのは本編につながるもの。最後に真下が遅刻しは登場....最初からいなかった 笑。テストを終わりメンバーが分かれると、黒いかえる急便が走っていく...。

 

■交渉人 真下正義(2005年5月7日)

スピンオフ。最新の列車が何者かに乗っ取られ暴走してしまう。それを食い止めるために真下の活躍を描く。真下は雪乃さんと恋人に発展、無事に暴走列車を止めてクリスマスイブにデートの約束の時間に間に合うのかー、なタイムリミット付きなのでなかなか緊張感ある。雪乃さんはこの約束のためにすみれさんに食事をおごって非番を変わってもらったらしいが青島くんもついてきたと嘆いてた 笑。
ほぼ管理センターで物語が展開、外では柄の悪い刑事・木島(寺島進)さんが登場し犯人を追う。
電気店にはプラズマテレビが....そういえばいつの間にか消えたよね💦
結局犯人は誰だったのか....犯人の車は最後には自爆してしまった...うーん
TTRの指令長に国村隼、広報の矢野に石井正則、クラシック指揮奏者に西村雅彦。交渉課の小池(小泉孝太郎)くんが係長で再登場。


■容疑者 室井慎次(2005年8月27日)

テレビシリーズから脚本を担当した君塚良一さんが監督を兼任。『交渉人 真下正義』の事件から数か月後の物語。警視庁新宿北警察署管内で発生した殺人事件の捜査過程で事情聴取を受けていた新宿北署員の神村誠一郎巡査は捜査員達を振り切って逃走し、車にはねられ即死。警察は被疑者死亡のまま書類送検しようとしたが、捜査本部長として指揮を執っていた室井さんは、捜査打ち切りに納得のいかなず押収物の整理をしていたところ、被疑者と被害者に共通したものをみつける。再捜査をしようとしたところ、室井さんは弁護士の灰島秀樹の陰謀によって、神村巡査の母親が告訴したため逮捕されてしまう。この逮捕劇のうらには次期警察庁長官の座を巡る派閥争いが隠されていた...というもの。これまでの踊るシリーズとは違いかなりシリアスな展開。途中、スリーアミーゴスに和まされるけれど室井さんの困った表情が笑える。
冒頭で殺された被害者に田中圭...顔は見えないのでわからないけど後で写真が出てきてわかる。クセのある弁護士灰島に八嶋智人。室井さんの担当弁護士に田中麗奈。映画踊る2で登場した沖田さんも再登場、室井さんを助ける役どころ...あの捜査失敗(踊る映画2)後、室井さんに守ってもらった恩があるとのこと。ただ室井さんは派閥闘争に巻き込まれた感じで落ち度はなく、新城さんの権限により広島県警刑事部へ移動になる。室井さんの過去が明かされるシーンあり。


□逃亡者 木島丈一郎(2005年12月10日)
段田安則、梅宮辰夫

『交渉人 真下正義』のスピンオフ。寺島進演じる木島丈一郎が主人公。『交渉人 真下正義』よりも以前の出来事で、ラストシーンがそのまま『交渉人 真下正義』の冒頭シーンへつながる。マンションで少年を人質に拳銃を持った立てこもり事件が発生、真下ら交渉人が難航するなか、木島さんが強行突入で事件は解決。すぐに管内で起きた警察官殺害事件の特別捜査本部の稲垣管理官がさきほどの少年がある組織に狙われているが保護させろと連絡が。木島さんは不信感を抱き管理官の命令を無視し少年・遼くんとともに北へ逃亡。逃げるのはやはり北...電車で移動したりヒッチハイクして配送のお手伝いをしたりと笑える。稲垣管理官は実は警察官殺害事件に関与していて殺された警察官が目撃した遼くんの荷物にこっそりSDカードを隠してたことで遼くんから奪おうと必死だったけど木島さんの逃亡が上手だった。最後は木島さんや青森県警らの前で遼くんは一部始終を告白。それは浅尾(いつも木島さんにくっ付いてる人)さんにより警視庁に中継されていた。

木島さんが途中に立ち寄った先輩・山城は梅宮辰夫。そこで山城は遼くんに上着を貸す→遼くんから木島さん→木島さんが本編で来ている 流れ。
ラストで小料理のテレビに流れているのは、ダイヤの乱れの謝罪しているTTR広報の矢野くん。
クリスマスプレゼントに遼くんから白い携帯吸い殻入れが送られる。


□弁護士 灰島秀樹(2006年10月28日)
八嶋智人、吹越満、野村宏伸、長井秀和、石田ゆり子、真矢みき、伊東四朗、野間口徹、深浦加奈子、でんでん

「容疑者 室井慎次」に登場した八嶋智人演じる弁護士が主役のスピンオフのスピンオフ。脚本は君塚さんでプロデューサーや監督は別の人。物語は踊るシリーズとはつながりがないので省略。秋葉原で沖田さんと灰島がバッタリ。二人で立ち飲み屋に行き、お互いの事件の情報交換。沖田さんが抱えている事件は、アニメ(ピンクサファイヤ)好きの大学生の殺人事件でレアものフィギュアの売買をめぐっての事件。


□警護官 内田晋三(2007年1月27日)
高橋克実

「トリビアの泉 今夜復活踊る大へぇへぇ祭り!!」の番組内で”踊る大捜査線の脇役でスピンオフで主役ができる限界は?”の検証VTRとして製作されたもの。亀山さんが踊るシリーズの中で少しでもセリフがある登場人物ならスピンオフは作れる...ということで、「歳末特別警戒スペシャル」での当時の室井慎次警察庁警備局警備第一課長の部下だった内田の物語。もともと下の名前がなかったけど当時の総理大臣から名前がついた。青島くんも当時の都知事から。

物語は「交渉人 真下正義」のサイドストーリー。内田が警護対象者の大臣をクリスマスコンサートの会場(雪乃さんと同じ)へ送り届ける途中で、TTR事件が発生し道路は大渋滞。大規模なテロを警戒して大臣にコンサート鑑賞をキャンセルさせる。大臣は最後に顔を出すと荒俣宏氏だった。時間は6分15秒と短いけど正式なスピオフ作品(製作・亀山千広、脚本・君塚良一、音楽・松本晃彦、監督・本広克行)。


□深夜も踊る大捜査線3(2010年6月28日 - 7月1日)

 

■係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!(2010年ドコモ動画)

浅利陽介、波岡一喜、中村靖日、板野友美、笹野高史

『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』の公開に合わせてドコモ動画として独占配信された作品。MOVIE3の直前の話。係長に昇進したばかりの青島くん、居酒屋「だるま」で起きた“会社員殴打事件”、“会社社長による痴漢事件”“中国のスリ集団事件”の3つの取り調べすることに。被疑者拘留期限の48時間以内に事件を解決しようと関係者の話を聞く。それぞれの事件の関係者の話を聞いていくうちに3つの事件が次第につながっていくというもの。冒頭のカメラ(被疑者)に向かって話が脱線しながらも取り調べをする織田裕二はやっぱりすごい。全12話の短編だけどちゃんと踊るになっているし手抜きなしの物語はさすが。スリーアミーゴス、内田有紀、甲本雅裕が出演。

 

■踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年7月3日)

湾岸署が新庁舎へお引越し。青島くんが本部長となり指揮...まるで捜査本部のよう。旧湾岸署は引っ越し準備でごった返し...青島コートが行方不明になる。すると健康診断の結果について医師が青島くんに面会...再検査が必要とのこと。内緒の話が口が軽い人たちにより広がり、いつの間にか長くはないという。実はレントゲン写真に不備が見つかっただけなのに署長たちは青島くんが元気がないと面倒が起こらないと黙っていた...が、かえってやる気になって読み間違えるスリーアミーゴスたち。
和久さんは亡くなっていて甥っ子和久(伊藤淳史)くんが形見分けの和久手帳を持って登場、湾岸署婦警物語に登場した夏美が刑事になり二人とも青島くんの部下へ。この頃にはスマホが支給される。『交渉人 真下正義』に登場した刑事、木島さんも再登場。

新庁舎へ移動、捜査本部の会議室が一新されてちょっとしたホールになってた。本庁と所轄の調整役管理補佐官に(小栗旬)が登場。捜査員の中にちょい役のムロツヨシみつけた。今回の事件は湾岸署新庁舎を人質?にとり過去の犯罪者たちを解放しろ..というもの。新庁舎は要塞のような作りでハッキングされ、中にいる人たちは外に出られない状態...実際は簡単な操作で解除される 笑。青島くんの検査の真相を知らないすみれさんがみんなに一致団結を呼びかける...本当は泣けるシーンなのに笑ってしまう。

青島くんの名セリフ「俺に部下はいない、いるのは仲間だけだ!」
同じみの“行きなさい”は“生きなさい”へ。
新署長に真下くん、挨拶に登場すると“おいっす!”...しーん。雪乃さんとの間に2人目の女の子が生まれる報告。和久さんがいないとなんか締まらないよね....面白かったけど。


■踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件(2012年9月1日)

冒頭の児童の前での交通安全教室があまりにもリアルすぎて苦情が入る 笑
MOVIE3から何気に登場した王(滝藤賢一)さんの結婚式があり、署をあげて盛り上げようというもの。そんななか、警察官の備品がオークションサイトに掲載されていた。どうやら刑事を名乗る泥棒おじさんが署内をうろうろ...誰も気づかず。
魚住係長代理が課長に昇進。王さんの結婚相手は実は詐欺師で、青島くんもそうとはしらず飲み屋でおごってしまったほか湾岸署員にも被害者が多かった。実は王さんは婚約者に警察官とは言っていないので、派手に結婚式を行い現れる婚約者を逮捕しようと計画する。すっかり落ち込んだ王さんを強行犯係を家族に例えて説得。式場内では派手に催されているなか、爆竹が派手すぎて会場の外では銃撃戦が起きているみたい 笑。

署内では派閥争いが勃発。袴田副所長は真下署長側につくのか? スリーアミーゴスはスマホを使いこなしている 笑 室井さんの結婚相手にすみれさんが候補に上がり、真下署長が“こんな時になんですが...”と仲をとりもとうとするが...二人はその気がないのでのちにすみれさんは丁寧に?にお断りする。

事件解決後、すみれさんは警察を辞める? 
室井さんは上層部より国際犯罪指定操作室、つまり国民の個人情報を扱う仕事につかせようとするが断る。断らなければさらに上に行けたが....信念を曲げずに上にいく!!と。

テレビスペシャルだからかネタ切れなのかちょっとおちゃらけ過ぎたような気がした。面白いけど大げさな感じがした。


□深夜も踊る大捜査線 THE FINAL(2012年9月3日 - 9月6日)
寺島進、松重豊、高杉亘、森口瑤子、東根作寿英、吉田鋼太郎

木島さんと美津子さんの結婚6周年を祝う会が行われる。SITの浅尾さんが進行?テンション高め...なのは湾岸署と勝どき署の婦警さんたちも参加していて、浅尾さんのお目当ての婦警さんは浅尾さんには関心がない。草壁さんは北海道に転勤、爆発物処理班の眉田さんは辞表を出したと爆弾発言←老眼になったため、青島くんが辞表を出した??という噂がでている。美津子さん宛てにカエル急便で大きな荷物が届く。配達したのは以前、美津子さんを拉致し木島さんに逮捕された過去がある男(吉田鋼太郎)だった。爆処理の眉田さんが爆弾を解体しようと奮闘..がお守りを別の店に置き忘れたので処理ができないと...木島さんが取にいく。無事にお守りを手にした眉田さんは、嘘の爆弾解除コードを教えられるが無事に解除成功する。

 

■踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年9月7日)

踊るシリーズ最後の作品。スカイツリーが出来ている。毎回登場のボクシングの2人。冒頭、青島くんとすみれさんが唐揚げ屋を営んでいる....これは捜査の一環。売り上げはかなり良かったらしいが被疑者逮捕で撤収...もったいない 笑。OPクレジットはドラマシリーズから最近の作品までの名シーンから構成されている。
すみれさんは映画2作目で撃たれた後遺症に悩まされている。魚住課長が気づき声をかける。警察を辞めると警察手帳などを渡す。誰にも言わずに夜行バスに乗る。
スリーアミーゴスの元署長に加え元副所長も退職し指導員としての安定の登場。新(真下・魚住・中西)旧スリーアミーゴス対決?? 
王さんが捜査本部へのお茶の注文を間違えてビールを大量に発注、隠蔽工作を図る。豪華なお弁当を発注するが、スリーアミーゴスらがケータリングで温かい食事を提供したため、余ったお弁当を署内で食べる...署長に見つかる。署長にビールがバレで青島くんの機転で署長も隠蔽に加担する。

今回の事件は6年前の事件を再現したもので犯人は警察官・久瀬(香取慎吾)、真下くんの息子が誘拐される。6年前の事件の捜査にいた人物で、真下くんが上からの命令で打ち切りを指示しそのために女の子が遺体で見つかった。その時に小池くんもいて真下との亀裂が...。青島くんが和久さんの教えとおりに被疑者の気持ちになって誘拐現場を特定する。被害者の母親は鳥飼管理官(小栗旬)の姉だった。事件解決後、鳥飼は警察官による不祥事を闇に葬ろうとする上層部に対してマスコミに告発文を流す。上層部2人は辞職。

クライマックス、バスに乗ったはずのすみれさんが、事件現場にバスを突進させるという荒技。“青島くんのことが心配だったから..”と。今見るとバスから降りてくる映像に違和感?あっていろいろ考察されたらしい。でも和久くんが場所を教えたと言ってたし、エンドロールでバスに乗ってたと思われる人物が見送るシーンあり。青島くんが抱きかかえ“やめないよね?”と、ちいさくうなずいたような...その後はどうなったのなかな。
室井さんが湾岸署の人たちに“あいつの背中を見ていろ、俺は教えられた。組織の中で生きる人間こそ信念が必要だと...”というと少し間があって“なんてな...” と💦 一同驚いて時が止まるオチ 笑

 

これで終わり...いつもの感じで終わったファイナル。
まさか踊るシリーズが再始動するとは思わなかった2012年当時!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「シビル・ウォー アメリカ... | トップ | 「踊る大捜査線」シリーズ リ... »

コメントを投稿

映画関係・その他」カテゴリの最新記事