この動画を観ると、し なちくの歴史観がよく分かる。このものたちが歴史を語る「目的」が、明確に「政治の道具」であることを自白している。
曰く、
"歴史は根底であり、教育は民族の未来である。未来が根底を失ったら、この民族は将来いかに存続できるというのか”
つまり、過去を制する者が未来を制すというわけだ。歴史学を、史的事実を解明する学問と素朴に認識している初心な日本人には、孫子の國の強かさは見抜けまい。大中華帝国建設の為には、熱烈な愛国心をもった闘士を必要とし、それはある種、異人への憎悪が原動力となるというわけだらう。それに加えて、し なちくは”歴史を制する”ことの重要性を、ユダヤに学んでいる可能性も考えられる。絶対的被害者という地位を獲得すれば、永続的に有利な立場に立てる可能性をユダヤに見たのではないか。
もはや近現代史は学問的立場で語ることが許されない「神聖不可侵の領域」であり、歴史ではなく、ただの政治となっているのだ。
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