ロスト
2016-02-03 | 読む
前作の「道徳の時間」・・なかなかおもしろく読みましたが
こちらもよかったですね。
誘拐された女性の身代金一億を100人の警官が
100万円ずつ持って指定された全国各地に散らされる。
一人でも遅れるとペナルティを課すぞ!という
奇妙キテレツな誘拐犯。
そんなにバラしてどうやって回収するつもりなのか。。
一億用意したのは彼女の所属する芸能プロの社長、
なぜ彼が一所属タレントのためにそこまでするのか・・。
どうも彼の過去がこの誘拐事件に関係してるらしい。
導入部分からたくさんの何?何!なんで?がぶちまけられて
それがすこしづつ明らかにされますが、じらし加減は
ちょうど良いと思います(笑)
目の前の暗雲が晴れていき、ラストはなぜか
犯人にちょっとだけ感情移入してしまうという展開。
耳の歯形のためにそこまでやるか・・姉想いなやっちゃなあ。。
おーっとココネタバレですので、軽く流し読みでお願いします。
「いとへん」というアイドルグループがでてきます。
グループ名が いとへん ですよ!
へんだけど可愛くないこともない。
「ごんべん」 よりはいい(笑)
男性向きかもね。
あと、アズとかアズミとかオズとか・・・
シモアラチも変わってるけれど、これは伏線で
必要か。。
ネーミングでも楽しめるミステリイってことで(笑)
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