みをつくし料理帖・・とうとう最後になる10巻目が
出版されましたね。
だいぶ前になりますが、田さんのトーク&サイン会に行ってきました。
書店の赤いエプロンをつけて控えめに登場された田さん・・
化粧っけもなく素朴な第一印象でしたが、お話がはじまると
いや~トークがお上手!なめらかです。
執筆のエピソードから料理の話まで
3分に一度は笑いを取りながら、100人超の観客すべての心を
ぎゅっとつかんだお話ぶりに、あっという間の30分でした。
時代考証にたくさんの文献を読まれるそうですが、参考になるのが
江戸時代の町人の暮らしを描いた錦絵・・くずきりを一本箸で食べるのも
座り流しと立ち流しも錦絵で確認されたとのこと。
本で登場する料理のレシピも田さんが実際に作って書かれたもので
西宮のスーパーで買ったどじょうの話やベランダで干したタコの話・・
これだけでも小説のネタになりそうなおもしろいエピソードを
惜しげもなく披露してくださいました。
こちらがサイン本・・先生作のハンコが可愛いです。
「yukienさんはこの五年でなにか心に残ったことがありましたか?」
と尋ねられたので
ちなみに・・みなさんに同じ声かけをされてます。
「はい!おかげさまで今年還暦をむかえましたが
元気に過ごせているのが何よりだと思ってます」
と答えると・・
「あらま~そんなお年にはみえませんね」
とおっしゃるので
そうきた時にはこの定番のセリフ
「はい!よく言われます」
と返すと・・
「さすが大阪の方ねえ~ハハハ」
それから本に載っていた「忍び瓜」をよく作りますというと
「あれ二週間食べ続けると痩せるのよ~」
と女子会トーク炸裂の雲行きに(笑)
会話のキャッチボールが心地よくて止まりませんが
まだ50人ほどの方が待っておられます。
無言ですが突き刺さらんばかりの<ええかげんにしいや!ビーム>
を背中に感じながら、
最後は
「yukienさんにいいことばっかり起こりますように」
と、ぎゅっと握手してくださいました。
いや~田郁先生・・すっごくいい人です。
なんか大ファンになってしまいました。我ながら単純(笑)
ハグしてもらって泣いてる女性もいましたよ。
心にしみる温かいお話を書く人は、こういう人であって欲しいという
願いがそのまま具現されて目の前に存在するという奇跡。
まだ本は半分読んだところですが、
澪ちゃんの雲外蒼天を信じて読み切りたいと思います。
ちなみに、読者の要望がたくさんあって
登場人物たちのその後をスピンオフで刊行されるとのこと・・
楽しみです。
できれば又次さんを何とか生き返らせてほしい(笑)
全然ちゃうやん(笑)
天然?それとも受け狙い?
いいお天気で絶好の奈良日和ですね^^
としこさんへ
イ・ビョンホン、ペ・ヨンジュン、、、懐メロのような響きですよね。。。イ・ビョンホンさんは離婚してませんよ~ただ、女性スキャンダルで裁判中みたいです~離婚は噂通り時間の問題かもね(笑)
失礼、yukienさん、
「忍び瓜」が「忍ぶ爪」に見えてしまい??でしたが、よく見るとウリでしたがな;;;
良いね、著者が読者との距離を縮めてくれる心遣いが。できた人は首を垂れるんですね。
数年前にご一緒したサイン会を思い出しますが、さっさとヤフーオークションに出した私たち。。。
うまい餌を投げてくれたとしこさんにも
ついでに拍手(笑)
フフ~あの本ね^^今出したら多分
二束三文とちゃいますか?