主人公の女探偵が大活躍のハードボイルドですが
謎解きミステリの要素もいっぱいあり
ミステリファンには、いえファンでなくても
じゅうぶん楽しめる内容です。
後の解説は、ミステリ研究家<霜月蒼>さんが
書かれていて、こちらを一読するや
レジに直行しなければならない!
とミステリ脳が反応するしかけになっているので注意。
むっちゃおもしろいよ!と大絶賛で、
こんなにもほめちぎって一筋の逃げ道というか
退路を断ってしまって、一抹の不安はないのだろうか・・・
と案じる、小心者の私(笑)
ちょっと落ちが効いて洒落たフィニッシュがかっこいい。
「さよならの手口」というタイトルも、これ以外にないほど
決まってます。
本に登場するミステリ専門店店主の
ミステリ解説付きというおまけも心憎い。
ちなみに、紹介された本のなかで
サンドラ・ダラス著の
「キルトとお茶と殺人と」というミステリが
気になって、あまぞん様で検索するが
古書しかないのよね・・・どこかにないかなあ。
梅田ルクアにできた蔦谷書店に
なにげに並んでたりして(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます