
詐欺師から足を洗い、口の上手さを武器に実演販売士として真っ当に生きる道を選んだ武沢竹夫。
しかし謎めいた中学生・キョウが「とんでもない依頼」とともに現れたことで
彼の生活は一変する。
シビアな現実に生きるキョウを目の当たりにした武沢は、
ふたたびペテンの世界に戻ることを決意。
そしてかつての仲間―まひろ、やひろ、貫太郎らと再集結し、
キョウを救うために「超人気テレビ番組」を巻き込んだド派手な大仕掛けを計画するが…。
以上、アマゾンよりお借りした内容紹介です。
「カラスの親指」の続編ですが、なんせ10数年経ってるので
まったくつながりません・・・というか、全然思い出せません。
あ~焦る。。
プロローグのお墓参りの場面、どうもかつての仲間だったらしい男の死も
まったく記憶にない。。
続編出すのなら、早めにお願いしたい!というのは
老齢の身ならずとも、どなたもが思うところでしょう^^
しかし、読み始めるとテンポよく、クルクル変わる返し技もさすがですね。
半分くらいから、ペテンの仕掛けに入るので、それ以降はサクサク
読むスピードが上がっていきます。
ラストも、あとは読者のご想像におまかせ~的な終り方ではなく、すべてきっちりと
落とし前つけてくれる所が気持ちいい!
読了も「カラスの親指」が気になり、レンタルしてきました。
1~2年に一度くらい借りる「かもめ食堂」もついでに借りてきました。
みどりさんが描いたかもめが可愛いです^^
カラスにかもめって(笑)
「からすの親指」・・やっぱり過去に本も読んだしDVDも観てましたね~(笑)
やひろと貫太郎の子供の名前にも納得です。
しかし、テツにしろキョウにしろ、すごい子供達です。
読んでいて、こんな小学生や中学生いないやろ~
現実味に欠けるんじゃないか~と思うのですが、
TV番組「発掘!天才キッズ」の子供たちをさりげなく登場させ
いるんですよ~と誘導。。。
うーん。。確かに最近TVなんかで凄い子供見るもんなあ。。
テツやキョウみたいに、頭が切れて実行力のあるキッズがいても
おかしくないか。。
少し納得いかないのは、
キョウの父親だったタレントの瀬谷ワタル氏・・はじめの印象では嫌なヤツ
だったのが、最後はいい人になってめでたしめでたし・・になってます。
個人的には、人間根っこの部分は変わらないと思っているので
瀬谷ワタル、いい人ぶってるだけやで~キョウちゃん!
自己保身のために良い親演じてるだけやよ~キョウちゃん!
なんて思う自分がちょっと嫌なヤツかも(笑)
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