ゆきの湯

はじめてのぶろぐ

病院の色彩

2007-12-02 23:10:48 | Weblog
 今日はカラーデザイナー講座の第6回めです。
 本日のテーマは『病院における色彩環境』でした。午前中はスライド中心の講義だったのですが、そのスライドをみながら次々に質問をされるので、ドキドキです。
 欧米の病院はここまで進んでいるのだというのを見せつけられました。機械の性能とかではなく、病院の待合室や廊下、外観などです。一見、ホテルのようだったり、自然をとりいれたり…。
 今日、講義をして下さった先生はクエートの病院に勤めたことがあって、そこのお話もあったのですが、砂漠の国で森があるところは病院なんだそうです。クエートは産油国で国がお金もちだからできるということもあるのですが。
 病気を治すにはやはり自然の力って大きいんだなって思いました。
 日本の病院も昔に比べたらいくらか変わってきていますが、まだまだなんだと思いました。
 午後はどんな病院だったら、行きたいかということで、18個のテーマの中から決められたテーマでお絵描き(?)タイム&発表です。
 私があたったテーマは、一つ目は検査の最終診断を聞くときの待合室。
 みんな最初は色を塗るだけで精一杯という感じだねと先生に言われました。もっと大胆な発想をしてくださいと言われ、今度は隣の席の方と共同で二つ目のテーマです。二つ目は麻酔から醒めて戻ってくる部屋。先生が大胆に、大胆にとおっしゃったのと二人で共同作業という心強さもあってか、みんな柔軟な発想になりました。
 三つ目も二人で共同でしたが、私たちが割り当てられたテーマは癌治療に手をつくしたけれどもこれ以上治療は出来ませんといわれて、そのあと家に帰る前に心を落ち着かせる部屋でした。患者さんの気持ちを考えてというのがなかなか難しいですね。
 日本の病院も、もっと良い環境になるように私たちが頑張るのよとはっぱをかけられました。