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今日はあぐい武夫市議とふくなが洋市議が一般質問で登壇しました。あぐい武夫市議は、ひきこもりの支援について、空き家対策について質問を行ないました。
空き家対策について、空き家が増えた背景には、人口減少と急速な高齢化があり、それによって地域が疲弊し、地域コミュニティが崩壊する危険があります。喫緊の課題です。千葉市の空き家戸数と空き家率は52,700戸で11.5%となっています。空き家の近隣住民が深刻な不安を訴えている中で、「空き家条例」での勧告1件、安易に出してはなりませんが「措置命令なし」の状況は取り組みに不十分さがあるのではと指摘。担当する各区のくらし安心室の職員は増えず、困難な空き家対策を行なっているため体制の強化して取り組む必要があると求めました。
取り組む体制も、管理不全の空き家対策は市民局、空き家の活用は都市局で行なっているため、管理も活用も統一した体制で取り組むことが必要です。京都市のように都市計画局が管理も活用も位置付け総合的に進めていることからも、市民に分かりやすい体制の確立し、本格的な解決に向かうことができると述べ、あぐい市議は、不安を抱える住民のみなさんの思いに応えることが千葉市の責務であると強調しました。
ひきこもり対策については、ひきこもりの人たちを社会復帰させるためには、家から一歩出てもらうことが必要です。訪問して粘り強く支援していくアウトリーチ型の支援が求められています。現状では千葉市に専門の機関もアウトリーチ型の支援もありません。ひきこもりに特化した相談窓口である「ひきこもり地域支援センター」が政令市20市中10市で設置されています。あぐい市議は、センターの早期の設置、各区における居場所の設置を提案。さらには、ひきこもり対策に取り組んでいる市民や団体への支援を求めました。