環境経済委員会が午前10時から開催されました。一般会計補正予算では昨日調査をおこなった産地パワーアップ事業についての質疑が行なわれました。同じ委員である吉田市議から、この事業を前倒しで行なうことによる市のメリット、制度利用を考えている農家や法人への周知と意見の吸い上げ、市独自の支援などをただしました。農政部長は、「国際競争力ではなく地域活性化のための補助として捉え、雇用効果、担い手育成、農地の有効活用を狙う事業」と答えました。
私のほうからは、新たに30人の雇用を確保するとしているが、事業計画はこれからであり、事業計画に向けて市もしっかりと注視して、取り組むことを求めました。
ビジネス支援センターの指定管理者の指定で、非公募で千葉市産業振興財団が指定する議案が出されました。非公募の案件については、業務改革推進課のほうで「管理運営の基準等で設定した水準通りの業務が行なわれることが見込まれ、市が要求している水準を満たしてい」れば、審査では評価委員が○か×を付けることになっています。総合評価シートでは評価の理由は書かれているものの○×だけではわからないことから改善を求めました。
富田都市農業交流センターは地元の管理組合が管理していることから、利用者数や研修室稼働率の数字だけで見ないで、連携して取り組むことを求めました。
市民局の磯辺スポーツセンターの指定管理者の指定については、地元の優先利用とスポーツクラブNASが35のスポーツ施設を管理していることからも、今後はいくつかの施設に分割して管理をするように求めました。今後4年間はこのまま施設を管理しますが、次期の選定までに複数管理か分散管理かのあり方は検討するとのこと。
日本共産党千葉市議団が発議した障害者スポーツ振興基金条例については、それぞれの委員からは「趣旨は理解はしているが…」としつつも、「条例では『誰もが』としているのになぜ障害者だけに特化しているのか」「市ではこうした基金の創設は考えているのか」と私や市民局に質問し、その中で市民局は「市としてはスポーツ全体の振興基金を考えている」と答えました。この分野が進んでいないからこそ、特化して基盤整備を進める必要があるから提案したのです。
この議案等については最終日に討論が行なわれます。
写真はクリスマスイルミネーションが始まっている千葉ポートタワーです。
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