今日、市長あてで、第24次の新型コロナウイルス対策強化を求める申し入れを行いました。
ご承知のように、同感染症は5月8日から第5類に移行となり、すべての医療機関から患者の報告を受ける全数把握から、週に1回、特定の医療機関から報告を受ける定点把握となっています。5類移行後から感染者数は増加傾向が続いています。発熱外来の予約がいっぱいで、「5軒目の医療機関でやっと予約が取れた」「検査も1人だけでなく、家族全員検査する必要もあるが検査キットを買うにも負担が大きい」など、検査を受けるのにも苦慮している声も届いています。
千葉市の新型コロナウイルス対策事業における、救急搬送を受け入れた病院と診療所に対し、3万円を支給する千葉市救急搬送受入支援金は、7月に139件まで増加しています。しかし、9月末終了予定となっているため、感染増加の局面においては支援の継続が必要と考えます。
市民の命を守るために新型コロナウイルス対策強化について、以下要望しました。市側からは市長公室長が対応しました。
【申し入れ項目】
1.市民が気軽に相談できる新型コロナウイルス感染症相談センターを9月末以降も継続して、市民相談に適切に対応すること。
2.新型コロナウイルス感染症の救急受け入れの促進のための、救急搬送受入支援金および診療所の医師等が罹患し休止した場合に支援金を支払う発熱患者等診察協力支援金を9月末移行も継続し、地域の医療機関支援に取り組むこと。
3.PCR検査キットおよび抗原検査キットの購入補助支援に取り組むこと。
4.学校での感染拡大を抑止していく観点から、マスク着用の推奨および教室への空気清浄機を整備するなど対策を強化すること。
5.本市の感染動向や注意喚起をよりわかりやすく市民に周知すること。