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幸町地区の学校跡施設の利活用について、6月議会では、私から方針案の押し付けではなく、自治会や住民の意向に沿った協議を求めましたが、「庁内で検討を行い、最終的な利用方針を策定する」とのことでした。それ以前にも、地元との協議を進めていくべきではないですかと問いに対し、「必要な場合」に留まっています。
その後の利用方針(案)に対する意見募集では、「市の財政難との理由で拙速な結論を求めすぎているものではないか」「住民スポーツ広場が必要であり整備をお願いしたい」「避難場所の整備」「地元代表、千葉市、URの三者による協議の場の設定」などの意見・要望が出されています。
地元は両校の体育館と校庭、校舎の一部について、地元が利用できるよう求めています。
意見募集を踏まえた市の考えについて、いつ示すのか。地元や議会に対して今後の具体的なスケジュールを示すこと。利用方針を決定する前に地元と協議を行い、地元が求める三者協議の場を設定していくことについてただしました。
市は、「現在、いただいた意見について、庁内の関係部局で対応を検討しておるところでございますが、決定次第、市としての考え方を地元や議会にお示ししたいと考えている」。地元が求める三者協議の場を設定について、「そのような地元意見について、URに伝えるとともに、その対応について検討していく」と答えました。
最後に私から、「最終的な方針を『決定次第、地元や議会に示す』ことは、結論の押し付けと言わざるをえない」と指摘し、「自治会や住民のみなさんは、6月の説明会以降も今回の方針案に納得はされていません。幸町団地のまちづくりを今後どう進めていくかの話し合い、三者による協議の場を」と求めました。
学校跡施設の利活用も含め、故あぐい武夫前市議が取り上げた公共施設見直し方針と、それに基づいて策定された公共施設等総合管理計画について次回取り上げる予定です。
画像は見づらいですが、幸町地区学校跡施設利用方針(案)です。旧幸町1小は「運動広場として暫定利用」、旧幸町2小は「売却」の方針です。