佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

国立千葉東、県リハビリテーション、ジェイコー千葉の各病院と懇談


 今日は、厚労省から「再編・統合」(再検証)が必要と名指しで公表された千葉市内にある独立行政法人国立病院機構・千葉東病院と千葉県千葉リハビリテーションセンター、地域医療推進機構・ジェイコー千葉病院(旧社会保険病院)の3病院に、中村きみえ市議、あぐい初美市議、寺尾さとし前県議・衆院千葉2区予定候補、私の4人で伺いました。

 午前中に伺った千葉東病院は、重症心身障害者や難病、腎疾患患者などに対応するセーフティーネット系医療を担っています。そのため一定の急性期機能の役割を持たせて、ワンストップで医療を提供できる病院をめざしたいとのことでした。また同病院は、昨年度と今年度で54床を削減し、すでに病床再編を行っており、「これ以上の病床削減は難しい」としています。



 午後から千葉県リハビリテーションセンターに伺いました。老朽化などから建て替え・再整備の方針が進められていますが、厚労省から「再編・統合」が必要と名指しされています。
 同センターは回復期リハビリテーションを担う医療施設と医療型障害児入所施設「愛育園」などからなるリハビリに関する中核施設であり、急性期で専門的リハビリの提供とともに、医療的ケアを必要とする患者への対応を行っています。「地域にとって必要な機能・役割は果たしていると考える」「今回の公表のことで養成校から不安の声が寄せられている」「最後の砦として障害者への対応を今後も同様に続けていきたい」との話がありました。


 夕方からは地域医療機能推進機構・ジェイコー千葉病院(旧社会保険病院)に伺いました。急性期、回復期、慢性期の患者に幅広く対応しています。特に透析治療で役割を負っており、合併症を伴う透析患者を、市外からも多く受け入れるなど独自の役割を果たしています。
 「合併症を伴う透析患者は、他の病院では受け入れないので当院が受け入れている」「足りない診療は周辺の医療機関と連携している」との話がありました。 2023年に新病院をオープンする予定で、一般病床を39床減らすこととしており、さらに病床数を減らすことは困難です。

 3病院は中央区と緑区に立地しており、市立青葉病院との連携が欠かせません。「青葉病院(の救急)は減らしてはダメ」「病院関係者はその役割をわかっています」などの発言がありました。
 海浜病院は新病院への建て替えとなりますが、現在ある診療科目に加え、地域が求める医療の充実が必要です。公立病院の充実に引き続き取り組みます。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事