第16回「美浜区平和と文化のつどい」に参加しました。初めに、中村哲医師のドキュメンタリー映画「荒野に希望の灯をともす」を視聴しました。アフガニスタンでの診療活動、病院建設、命の水のための用水路建設などの活動の姿を追った映画です。
いつの時代も戦争で犠牲になるのは子どもたち、それに加えて飢餓、困窮というアフガニスタンの状況を変えていくための活動に感動しました。
続いて、九条の会事務局で総がかり実行委員会共同代表などをつとめる高田健さんが「憲法9条の現在とこれから」と題して講演しました。
【講演内容の主な柱】
①戦争の足音が聞こえる時代
②安保3文書
③追い詰められている岸田改憲の「公約」
④世論は9条改憲を望んでいない
⑤岸田総裁の任期中の改憲は可能か
⑥武器で平和はつくれない
高田健さんは「岸田内閣の支持率が危険水域に突入。改憲派の3分の2を阻止することと合わせて、維新の会の野党第一党化を必ず阻止することが必要。市民と野党の共闘は勝利の保障ではないが、共闘は勝利の前提で、困難はあるが大義。改憲実現を挫折に追い込み、岸田政権を打倒する必要があり、国会外の運動の高揚によって岸田内閣を阻止することは可能」とのべました。