今日から千葉市議会で一般質問が始まりました。中村きみえ市議(花見川区)と、のじま友介市議(中央区)が登壇しました。中村市議は、学費支援、市民会館、住みよい花見川区のまちづくり(花園公園、バス路線など)、買い物支援について取り上げています。詳細はブログ等で報告があると思います。
学費支援で千葉市の返済不要の奨学金制度については、「千葉市育英資金」を設け、市立高等学校在籍生徒のうち、経済的理由により修学が困難な生徒を対象に給付金を支給しています。今年度は10人を対象に一人当たり年額12万円支給されています。中村市議は「国任せでなく、本気で若者支援に力を尽くしている自治体に見習うべきではないか」とただしました。市は「高等教育の負担軽減については(国の)『こども未来戦略』の『こども・子育て支援加速化プラン』の中で、授業料等減免及び給付型奨学金の中間層への対象拡大など、制度の充実が示されている。引き続き、国の動向を注視し、丁寧に情報提供するとともに、各種相談窓口において学生等の状況に応じて寄り添った相談対応に努める」とし、相談窓口は子ども・若者総合相談センター「Link」(リンク)で幅広い相談を受け付け、適切な支援先につなげていると答えています。しかし、Linkへの相談で「貧困・援助支援」の相談件数は高校生2件、大学・短大生1件にすぎず、「若者全体を見る担当課が必要」と中村市議は指摘しました。
千葉市が令和2年度から実施している「奨学金返還サポート制度」に認定者数は累計で11人になっています。対象は市内のモノづくり企業の人材確保や定着を促進するために実施し、ポリテクカレッジの学生を対象としていますが、来年度から補助対象校等を拡充して、利用者の増加を図ることとしているとのこと。
中村市議は、お金の心配なく学べるようにすべきと求めました。
最新の画像もっと見る
最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事