中村きみえ市議(花見川区)が一般質問に登壇し、公園、マイナ保険証、花見川区の住みよいまちづくりについて取り上げました。
詳細については中村市議のブログ等で報告があると思いますので、そちらをご覧下さい。
公園ベンチについて、中村市議は「背もたれがあるものが少なく、木製のものは傷んでおり、屋根の設置や日陰で休める場所に配置し直す整備を」と求めました。市は「ベンチについては市職員による年3回の施設点検の結果などに基づき、補修可能な場合は傷んだ部材の交換を順次行っている。老朽化が著しく補修可能なベンチを更新する場合には、木陰を確保できる場所に配置するなどの対応を検討していく」と答えました。
魅力ある公園の発信について、中村市議は「幕張舟溜跡公園、一本松公園、つくし公園など楽しい遊具がある身近な公園もあり、特色ある公園を紹介し利用者にアピールしてはどうか」とただしました。市は「桜の名所である花島公園や花見川千本桜緑地、オオガハスの咲くしらさぎ公園のほか、国指定史跡を有する犢橋貝塚公園を取り上げている。今後も身近な公園なども含め、提供する情報の充実を図るよう検討していく」と答えました。
身近な公園の整備のための予算について、中村市議は「公園緑地事務所では年3回、各公園を点検し改善をしているようだが、そもそも身近な公園1つあたりの予算がいくらなのか。千葉公園、稲毛海浜公園リニューアルにはいくら税金が投入されているのか。市外の利用者をターゲットに観光地化を進める事業より、身近な公園整備・管理に税金をもっと投入すべきではないか」と見解を求めました。
市は遊具の更新とトイレ改修、維持管理に関する予算の総額は示したものの、「身近な公園1つあたりの予算を示すことができない」とし、「千葉公園再整備事業では16億9千万円、稲毛海浜公園リニューアル事業では約22億円の負担であるが、長期にわたる民間事業の実施を前提に負担したもの。性格の異なる公園がそれぞれの役割を果たせるよう、必要な予算の確保に努めながら取り組みを進めていく」と答えました。
中村市議は「以前、市から1公園あたり約109万円と聞いている。毎日のように市民が使う身近な公園にもっと予算をかけて、大規模な公園に多額の予算は見直すべき」と指摘しました。