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今日から14日まで環境経済委員会で、岡山県倉敷市と香川県高松市を視察します。今日は倉敷市の起業支援、地域資源活性化、中小企業支援を視察しました。
くらしきベンチャーオフィスについては、倉敷駅前のビル・くらしきシティプラザの8階の一角にテナントがあり、20㎡の事務室6室と7㎡の事務室1室へ起業希望者の入居、経営相談、入居者の事業計画の進捗状況の確認、定期的な報告会、アドバイスする機会を設けて起業家の自立支援を行なっています。駅前で賃借料は3万1千円で共益費、電気代、インターネット接続料が含まれています。市商工課職員とインキュベートマネージャーで対応しています。事務室数は少ないですが、よりきめ細かに相談対応などをしているとのことです。
くらしき地域資源ミュージアムについては、文化・観光、商業、農業、歴史・伝統工芸などの豊かな地域資源を「老舗」「特産品」「魅どころ」を3本柱に、くらしき地域資源ミュージアムホームページ、くらしき地域資源ブック(冊子)で2012年度から情報発信に取り組まれています。商工団体・市を通じて、くらしき地域資源活性化協議会に、登録(掲載)の調査候補が提案され、調査・取材を経た後に協議会で承認し、同事業に登録(掲載)されます。登録状況は「老舗」163件、「特産品」154件、「魅どころ」245件となっています。実際に足を運んで調査・取材を行い、地域資源の発信をする取り組みは大事です。インターネットを利用していない店舗にとってもメリットがあります。インターネットを見た方からの問い合わせが市に寄せられ、店舗に結びつけたこともあるそうです。地元の市民に見て知ってもらうことも目的とのこと。
この他、がんばる中小企業応援事業費補助金の取り組みについて説明を受けました。補助対象は市内中小企業者、中小企業者の団体、女性起業家の任意団体です。研究開発、産業財産権取得、販路開拓、人材育成(2014年度までは4事業)、事業承継、女性起業家ネットワーク形成、小規模企業者IT活用販売促進、起業家支援の8つのメニュー(2015年度~)があり、倉敷市では起業・創業と事業承継を同時に力を入れ始めているとのことです。
資金融資の他に、各種事業費補助金のメニューがあることで中小企業者にとっても、地域経済の活性化につなげる点でも必要な施策です。
写真は倉敷市役所庁舎、説明資料、議場です。