加曽利貝塚が、貝塚としては日本初の特別史跡に指定されることになりました。先日、周辺の状況も含め見てきました。県内では、初の特別史跡の指定となり、6月議会では、トイレの洋式化・多機能化や広告・PRなどの予算3,550万円が計上されました。加曽利貝塚博物館友の会、土器づくり同好会、加曽利貝塚ガイドの会など関係者のこの間のご努力が結びついたものです。
加曽利貝塚の持つ価値は6月議会の答弁でも、①全国に約2,400か所ある貝塚の約3割が集中する東京湾沿岸にあって、日本最大級の規模を誇る貝塚であること。②縄文文化の繁栄を伝える2千年続いた集落の営みがわかる国内唯一の遺跡であること。③都市化が進んだ首都圏において、史跡の中だけでなく、周辺の川や森など縄文時代から続く里山の景観が今も良好に残さされていること。④明治時代以来、多くの人類学者や考古学者が発掘に訪れるなど日本の考古学研究の発展に大きく寄与したこと、などがあらためて示されました。
やはりモノレール桜木駅からのアクセスが分かりづらく、案内看板の設置だけでなく、住宅街を通るとなると住民への対応、理解を得ることなど課題が残されています。
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