中村市議は、いじめ問題と保育の問題を中心に取り上げました。いじめ問題では、子どもたちは、新自由主義のもと管理と競争教育にさらされていること。多忙な先生の負担を軽減し、いじめた子どもを単に処罰するのでなく、子ども自身が子どもの権利条約をよく学び、自らいじめ問題を解決できるような取り組みが求められていると主張し、子どもの命を最優先できる体制を一刻も早く確立するよう求めました。
保育については、子ども子育て新制度は、企業の参入も撤退も自由にできる仕組みであること。千葉市においても、もうけを優先させる株式会社参入を認めたことが、厳しく問われていると指摘。子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期、より良い生活環境を整えることは当然のことであり、千葉市の「太陽の子を育てる」という保育目標にふさわしい保育環境を整えるよう求めました。
あぐい市議は、公契約条例の制定と学校の普通教室へのエアコン設置を求めて質問。エアコン設置については、過去の質問を踏まえて、その度に優先課題が変わり、エアコンの設置が先送りされてきたことを指摘。室温や湿度の状況を明らかにして劣悪な環境にあることへの認識を求めても、教育委員会は「劣悪な環境ではない」と答弁を繰り返しました。
あぐい市議は、もう一度、普通教室の実態と、児童・生徒、保護者、教職員のみなさんの切実な思いに耳を傾け、学校の役割の発揮と子どもたちの未来のためには、エアコン設置は避けて通れない課題であるとの認識に立つべきと求めました。
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